エ イ ト が 兄 貴 ２

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裕ちゃんサイド









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す「 俺らには隠れて 泣いてる 」









信「 知らんかったやろ。最近のみんなのこと なんも知らんやろ 」









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たつはテニスやりたい言うて、テニス部に入った









亮はサッカーの試合で 2点入れて大活躍した









章大はこの前のテストで 初めて学年1位を取った









Aはこの前オカンに教えて貰いながら、初めて1人で 夕ご飯を作ってくれた









あのマルが 学校の教師になる、という将来の夢ができた









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毎日学校から帰ったらすぐ出かけて




夕ご飯はもちろんみんなと食べない




深夜、朝方に帰るから 顔もろくに合わせない









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す「 …まあ お前の人生やし、好きにしてええけど 」









す「 オカンの泣いてるとこ 俺らやって見たない 」









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裕「 … 」









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なんも言えんかった。









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逃げるみたいに部屋に入った









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裕「 …っ、 」









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誰かに気づかれないように




声を押し殺しながら泣いた









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