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望「いや〜ほんまにすんません(笑)」
ヘラ〜と笑って頭を掻きながら、服を着た望は私の隣に来て山口さんに謝っていた。
……ったく、もう。
萌子「大丈夫ですよ！うちのもそうなんで！」
「えっ…旦那さんいるんですか！？」
萌子「はい！もうすぐ来ると思うんですけど…」
遅いな〜なんて呟く山口さん。
童顔だからか、まだ学生さんぐらいだろうと思っていた。
彼女の左手を意識して見たら、薬指に指輪が輝いていた。
萌子「あの…お名前、伺ってもよろしいですか？」
「あぁ！忘れてました。
私は小瀧Aです、こっちは夫の望です。」
望「よろしゅうな！」
彼女の年も分からないのに、もうすでにタメ口で話す望。
やっぱり懐に入るのが上手い望の癖なんだろう。
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?「ごめん、ごめん！ 遅なった！」
廊下からそのような声がすると、山口さんが呆れ顔で声がする方を向いて話し掛けていた。
萌子「遅いよ、たかちゃん！」
？「ごめんって！」
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萌子「すみません、慌ただしくて…
私の旦那の崇裕です、山口崇裕！」
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「……え、」
私たちの目の前に現れたのは、長身で細身の男性だった。
ねぇ…、
……なんで、いるの。
萌子「渡そうと思ってたお菓子、どこのダンボールに入れたか分かんなくなっちゃって…(笑)
たかちゃんがずっと探してたんです。」
崇「これです！どうぞ！」
彼は笑顔で、私たちに高級なブランドのお菓子の箱を手渡そうとしていた。
……ねぇ、なんで笑っていられるの。
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二度と会うこともないと思っていた。
…会えないと思っていたんだ。
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目の前に立つ彼は、昔 愛していた…
________元彼でした。
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美沙緒(プロフ) - アンズさん» コメントありがとうございます(o^^o) (2017年4月9日 12時) (
レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - とても最高でした!!!(><)続編して欲しいです!!! (2017年4月8日 23時) (レス) id: f924033eef (このIDを非表示/違反報告)
美沙緒(プロフ) - アンズさん» そう言って貰えるのが一番嬉しいです！ ありがとうございます(*^ω^*) (2017年4月8日 16時) (レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - この作品大好きです!!!更新されるのが待ち遠しいです！(><)更新楽しみにしていますo(^o^)o頑張ってください!!! (2017年4月6日 0時) (レス) id: f924033eef (このIDを非表示/違反報告)
美沙緒(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます(^^) すごく嬉しいです。 (2017年3月11日 20時) (レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美沙緒 | 作成日時：2017年3月3日 23時
