25 ＊LAST ページ25
.
望「じゃあ、いってきます」
「いってらっしゃい。 寄り道したらダメだからね？」
望「分かってるって。」
望は、私に軽くキスをすると手を振って家を出た。
「ん〜！ 洗濯物干さなきゃ！」
大きな伸びをしてから、溜まっていた洗濯物を洗濯機から出してベランダに持っていく。
眩しいくらいの晴れた空だった。
「あっ、望 またティッシュ入れっぱなしにしてるし……」
あれだけ注意しても何回もティッシュを入れっぱなしにする望にはため息しか出てこない。
.
崇「ため息ついたら幸せが逃げてくで〜」
隣のベランダからは呑気そうに話す崇裕の声が聞こえた。
「だって望がティッシュ入れっぱなしにするから、洗い物にくっついちゃったんだもん…」
崇「ははっ、それはご愁傷様やな(笑)」
「手伝ってくれてもいいんじゃない？」
崇「言われなくても行くわ(笑)」
「萌子さんは？」
崇「仕事。ボランティアで何日か帰って来れないんやって。」
崇裕は他人事のようにそれだけ言うと、中に入っていった。
.
崇「よっ！」
さっきまで壁一枚挟んだ隣のベランダに居たはずなのに、もう私の後ろにいる。
「おはよ、」
崇「おはよう」
ちゅっとリップ音を鳴らしてキスをして、2人で微笑み合う。
崇「後でおはようのハグせなアカンな。」
「これが終わったらね。」
.
.
いつか、こんな関係がバレてしまう日が来るのは分かってる。
でも……どんな形でもいいから、崇裕と居れたら今はそれでいい。
.
例え、2人だけの秘密の恋だとしても……
fin.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 772人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美沙緒(プロフ) - アンズさん» コメントありがとうございます(o^^o) (2017年4月9日 12時) (
レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - とても最高でした!!!(><)続編して欲しいです!!! (2017年4月8日 23時) (レス) id: f924033eef (このIDを非表示/違反報告)
美沙緒(プロフ) - アンズさん» そう言って貰えるのが一番嬉しいです！ ありがとうございます(*^ω^*) (2017年4月8日 16時) (レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - この作品大好きです!!!更新されるのが待ち遠しいです！(><)更新楽しみにしていますo(^o^)o頑張ってください!!! (2017年4月6日 0時) (レス) id: f924033eef (このIDを非表示/違反報告)
美沙緒(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます(^^) すごく嬉しいです。 (2017年3月11日 20時) (レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：美沙緒 | 作成日時：2017年3月3日 23時
