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次の日、腰の痛みで目が覚めた。
望はいつも以上に私を求めては離してくれなくて、寝たのは朝方だった。
…たぶん藤井さんの事があったから、望はそれを忘れようと私を抱いたのかもしれない。
でも私は望に抱かれてるのに、時々崇裕の顔が浮かんでいた。
必死に忘れようとぎゅっと目を瞑るけど、なかなか消えてはくれなかった。
いつものように望にキスするのは、気が引けてしまって出来なかった。
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「じゃあいってくるね」
今日は朝からミーティングがあるから、望よりも先に家を出る。
望「帰りは何時頃になる？」
「んー…定時には上がれるかな。 望は？」
望「俺も早めに上がれると思う！
…あ、でも呑みに行こって言われてたんや」
「そっか…飲み会も大事でしょ？ 無理しなくていいよ。
もし呑みに行くってなったら連絡してね。」
望「ごめんな…でも！ 早めに帰れるようにする！」
「ありがとう。 じゃあ、いってきます。」
望「いってらっしゃい」
望は私のほっぺにちゅっとキスをして、手を振って私を見送ってくれた。
まるで子犬……まぁ大きさ的には大型犬だけど、犬のように尻尾を振ってるように見送る望は可愛らしい。
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萌子「あ！ Aさん！」
エレベーターが開いたら、中から萌子さんが出てきて私に気付いたらしい。
……まさか朝帰り、とか？
「おはようございます。」
萌子「おはようございます〜 お仕事ですか？」
「えぇ、まぁ…萌子さんは？」
萌子「夜勤帰りなんです。 こう見えて看護師なんですよ〜(笑)」
朝帰りなんて失礼な考えをしてしまった私は心の中で謝った。
さすがに口に出すのは出来ないからね。
萌子「たかちゃんと生活リズムちゃうくて心配なんですけど、たかちゃんが浮気とかしない人やから安心なんですよ〜(笑)」
「……羨ましいですね、あっ もう行かなきゃ…失礼しますね。」
萌子さんは手を振って、私に頑張って下さいと言ってくれた。
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美沙緒(プロフ) - アンズさん» コメントありがとうございます(o^^o) (2017年4月9日 12時) (
レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - とても最高でした!!!(><)続編して欲しいです!!! (2017年4月8日 23時) (レス) id: f924033eef (このIDを非表示/違反報告)
美沙緒(プロフ) - アンズさん» そう言って貰えるのが一番嬉しいです！ ありがとうございます(*^ω^*) (2017年4月8日 16時) (レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - この作品大好きです!!!更新されるのが待ち遠しいです！(><)更新楽しみにしていますo(^o^)o頑張ってください!!! (2017年4月6日 0時) (レス) id: f924033eef (このIDを非表示/違反報告)
美沙緒(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます(^^) すごく嬉しいです。 (2017年3月11日 20時) (レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美沙緒 | 作成日時：2017年3月3日 23時
