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目覚ましをセットしたはずなのに、その時間よりも5分早く起きてしまった。
目覚まし時計のアラームを止め、隣で眠る望の寝顔を見つめる。
憎いぐらいまつ毛が長くて、ぷにぷにのほっぺ。
普段は整った顔なのに、寝顔はちょっとだけ残念なとこも望らしくてなぜか愛おしく感じる。
「おはよ、望」
ちゅっと望の頬にキスをしても、起きる気配はない。
私より遅く起きる望の頬にキスをする習慣は、結婚して3年経っても変わらない。
私は床に落ちている下着にそっと肌を通す。
ちょうどホックを付けている時に、後ろから腰の辺りをぎゅっと抱きしめられた。
望「…はよ、」
相変わらず寝起きの悪い望。
ただ私を抱きしめる手の強さだけは強かった。
「おはよう」
望「今何時？」
「8時だけど…」
望「えー……早すぎるやろ…」
早すぎるって…。
普段の仕事の時間よりもずっと遅いじゃない。
…なんて、寝ぼけてる望には言えない。
望は今日みたいな休日は、だいたいもっと遅い時間に起きる。
「もう離して。 朝ごはん作れないから」
望「まだこうしてたい」
「やだ。」
望「ええやん、今日は何もないんやし。」
望は起き上がると、私の肩に顔を乗せて、またぎゅっと後ろから抱きしめた。
それから首筋に何度もキスを落とす。
「…朝からシないからね」
望「無理、我慢出来ひんもん」
そう言うと手慣れた手付きでホックを外した。
そして望の大きな手が私の胸を包んだ。
「……変態、」
望「Aもやろ？」
こうして朝から望と身体を重ねるんだ。
結局望の甘えに逆らえない私も変態なのかもしれない。
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美沙緒(プロフ) - アンズさん» コメントありがとうございます(o^^o) (2017年4月9日 12時) (
レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - とても最高でした!!!(><)続編して欲しいです!!! (2017年4月8日 23時) (レス) id: f924033eef (このIDを非表示/違反報告)
美沙緒(プロフ) - アンズさん» そう言って貰えるのが一番嬉しいです！ ありがとうございます(*^ω^*) (2017年4月8日 16時) (レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - この作品大好きです!!!更新されるのが待ち遠しいです！(><)更新楽しみにしていますo(^o^)o頑張ってください!!! (2017年4月6日 0時) (レス) id: f924033eef (このIDを非表示/違反報告)
美沙緒(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます(^^) すごく嬉しいです。 (2017年3月11日 20時) (レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美沙緒 | 作成日時：2017年3月3日 23時
