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崇「じゃあ、荷物置いたら家に行くな？」
「うん、分かった。」
短い会話をゆっくり上るエレベーターの中で話していた。
車から降りる時も、一緒にエレベーターに乗る時もずっと周りを警戒していた。
帰り道はほとんど一緒だけど、2人の間には大きな壁みたいなのがあって、それを超えられない事はお互いに分かっている。
前までエレベーターから家までの廊下が長いと感じていたはずなのに、あっという間に家の前に着いてしまった。
崇「ほな、また後でな。」
「うん。 ピンポンしてね。」
崇「ん、分かった。」
崇裕と別れて、一旦部屋に上がった。
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「あ、望に言わなきゃ」
買ってきた食材をとりあえずキッチンに置いてから、ケータイで望にメールした。
「か、き、く、け、こ…んやは、えっと……」
ブツブツ言いながらメールを打ってしまう癖を何度も望に指摘されたのに、なかなか治らない。
「さ、し、す、せ…」
_____ピンポーン
メールの途中なのに…！
きっとドアベルを鳴らしたのは崇裕だろう。
少し遅れてもいっか、と思いメールの続きを書いていたら、何度もピンポン ピンポン鳴るから、ケータイを置いてドアを開けた。
「もう、うるさい！」
崇「だって倒れてるんちゃうかなって焦ったんやもん！」
「仮に倒れたとしても、そんな鳴らされたら起きるから(笑)」
崇「それはそっちのがええわ！(笑)」
「もう…崇裕のせいでメール出来なかったじゃん…」
崇「……」
「……え？」
何か変なことでも言っちゃったかなって思って、崇裕の顔を覗けば、顔が少し赤くなっていた。
「な、なに…？」
崇「……崇裕って呼んでくれたから、さ。」
崇裕は照れてるのか、頭を掻きながらボソッとそう呟いた。
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美沙緒(プロフ) - アンズさん» コメントありがとうございます(o^^o) (2017年4月9日 12時) (
レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - とても最高でした!!!(><)続編して欲しいです!!! (2017年4月8日 23時) (レス) id: f924033eef (このIDを非表示/違反報告)
美沙緒(プロフ) - アンズさん» そう言って貰えるのが一番嬉しいです！ ありがとうございます(*^ω^*) (2017年4月8日 16時) (レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
アンズ(プロフ) - この作品大好きです!!!更新されるのが待ち遠しいです！(><)更新楽しみにしていますo(^o^)o頑張ってください!!! (2017年4月6日 0時) (レス) id: f924033eef (このIDを非表示/違反報告)
美沙緒(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます(^^) すごく嬉しいです。 (2017年3月11日 20時) (レス) id: 04f5863acf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美沙緒 | 作成日時：2017年3月3日 23時
