【刀剣乱舞】強い子弱い子、幼い子。

現実 ページ21

ゆっくり。
本当に、ゆっくり。
母様倒れ行く姿は、とても、ゆっくりに見えた。

『っ、……母様ぁあ!!』
瞬間、私は母に駆け寄り、母様体をギュッと抱き締める。

『母様ぁっ、母様あぁっ、いや、嫌…いなくならないで……っ』

「……A」

すると、母様は、ヒューヒュー、とか細く息をしていた。

『母様あっ、ははさっ、まぁ……!!』

「……Aは、泣き虫ねぇ……。でも、よかった。」

『……え?』

母様は、濡れた手で私の頬をなでる。

「貴女に……成長した、貴女に…。会えて、よかった。自分の子供が、元気に、成長してくれたんだ……もの。…嬉しくない、母はいない、わ……」

『ごめんなさい……母様っ、わたし』

「謝らないで……貴女には、いつも、寂しい思いを…させて、しまったわね。…私も一期も、ずっと、気にやんでいたから…」

『母様………?母様ぁっ!!』

「一期にであえて。みんなに出会えて。……貴女を、産めて。」



本当に、幸せな、人生だったわ。



そういって、ちからなく微笑むと、母様は私の腕の中で、旅立っていった。


・・・


暫く、放心していた私に、誰かの手が、優しく私の肩を叩く。


〜〜〜〜〜

オチが決まらねぇ………!!

本当は、薬研オチの予定だったんですけど……!!
他のキャラともいろいろ関わらせたら……こんなことに……(遠い目)

要望などありましたら、そっちにオチ変更するかもです……

開演(薬研)→←悲劇3

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