21．＿XX�� ページ21
．
声を掛けると振り向く佐倉。
…は？
なんでそんなにボロボロなんだ？なにしたらそうなる？
しかも顔から血も出てやがる
とりあえず考えてる暇はない、声をかける
「お前なんでそんなに怪我してんだ…？」
頭は瓶かなんかだろうな、足は打たれたか。他に目立った傷はないからそれくらいか？
秘書のお前がなんで怪我してんだよ、
情報が多すぎて状況に理解がまだ出来ていない。
『いや、ちょっとしくっちゃって…』
あはは、と顔色悪く引き攣った顔で話す。
何がちょっとしくっただよ。ダメダメじゃねェか
「…とりあえずそれ処置すんぞ、来い」
放っておくわけにもいかない、めんどくせぇがやってやるよ、この俺が。感謝しろよ
．
『いや、自分で出来るので大丈夫ですよ、三途さんは自室戻ってください』
「…めんどくせぇ」
俺がヤってやるって言ってんだ、素直に応急処置されてろよクソが！！と思ったが言わない。
歩くのも間もならないこいつを所詮姫抱きをして俺の部屋に向かう。
『え、え、』なんて戸惑ってるコイツを気にせず軽々と持ち上げて運ぶ。
………柔けぇな。
そのままベッドに座らせ、軽く処置を行う。
「…お前その傷何したんだよ」
『鶴蝶さんの代わりにバレないよう下見してたら運悪く…』
あ？一人で行ってたんかよ？
あ“ー…でもなんか言ってたな確か。
アイツもアイツで忙しいからたまに秘書にやらせてるとかなんとか。知らねぇけど
にしてもスっげぇ傷。こんな小さくて細いのに反社のＮｏ．3の秘書とか、お前もお前で大変だな
「お前ちっせぇんだから気をつけろよ」
ほら、出来たぞ。なんて言って立ち上がる
打たれた玉は抜き包帯を巻き、軽く出来る程度だけ処置。
『ホントすいません…ありがとうございます』
「ほんとだよ、感謝しろよ」
もう怪我すんなよめんどくせぇ…怪我されたらこっちも困ンだよ、鶴蝶になんか言われるし。と。
まぁそれは建前で、処置とかは別にどうってこと無くて。
大怪我されると俺が心配。というのが本音だがそんなことも言えず。
「今度からは怪我したら俺に連絡しろ」
また処置してやるから。と言い連絡先を渡した。
そしたら
『ありがとうございます』
ふわりと優しく笑ったから、何も言えなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1617人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東京リベンジャーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ほたる(プロフ) - 読んでくださってありがとうございます🤍´-ハッピーエンドが1番ホカホカしますよね！！ (2021年10月27日 18時) (
レス) id: 425243bbe0 (このIDを非表示/違反報告)
rinakkumav3v(プロフ) - ハッピーエンドがいいです！！いつも楽しく読んでいます🥰❤ (2021年10月27日 9時) (レス) @page28 id: a897bae4b4 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - わ、わ、嬉しすぎます…！(泣)応援ありがとうございます頑張ります🤝⋆͛ (2021年10月26日 16時) (レス) id: 425243bbe0 (このIDを非表示/違反報告)
シーチキン(プロフ) - あの、、あの、、最高です！！！😭更新応援しております！ (2021年10月26日 13時) (レス) id: 05900c9320 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 頑張って下さい。。。。。。。 (2021年10月22日 17時) (レス) @page18 id: afa1133b59 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ほたる | 作成日時：2021年10月19日 2時
