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ゆっくりと目を開けると目の前には賢ちゃんがいた。
「賢ちゃん……？」
「目、覚めた？」
「なしてここにいるん？」
にっこりと私の大好きな笑顔で
「心配になったから迎えに来たんや
したら、過呼吸起こしたって聞いてな」
そこで私はばっと起き上がった。
「そうだ、私過呼吸起こして…」
ガチャっとドアを開けて早川が入ってきた。
「先輩…！良かったぁ……
死んじゃったのかと思いました…
帰ろうとドア開けたら篠宮さんが真っ青な顔で倒れてるんですもん…」
「そうだったんだ…」
「私、実家が病院なんで軽く治療できました。
昔から実家の病院嫌いだったんですけど今日は役に立ちましたね！」
「ほんとにありがとう。早川。」
そこでずっと私の手を握っている賢ちゃんの手に気づく。
「震えてたから握ってたねん。
なんか、怖いことされた？」
私は盗撮のことだけを話した。
裏口のことは話せなかった。
心配かけたくない。
「そうかぁ…ほんまごめんな。バカやったな…」
「でも、嬉しかったよ。自慢の彼女って言ってくれて。せやから番組で紹介してくれたんやろ？」
「あたりまえやん」
賢ちゃんはニコッと笑って私を抱きしめた。
「俺が守るから安心しい」
暖かくて眠くなってくる。
賢ちゃん好き。
大好き。
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ますみ(プロフ) - 初めまして。読ませて頂きました。続きが気になります。主人公と川西さんがどうなるのか。楽しみにしてます。 (2020年3月13日 15時) (
レス) id: de19f339a3 (このIDを非表示/違反報告)
さな - すごく...！好きです！星の付け方が分からなくて低評価してしまっていたらごめんなさい、大好きです！！！ (2018年3月2日 18時) (レス) id: abd802b433 (このIDを非表示/違反報告)
もと - すごい好きです！更新おまちしてます！ (2018年2月7日 23時) (レス) id: 3ae61a7697 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2018年1月3日 0時
