第二十三話 ページ23
〜グルッペン side〜
主「……貴方も、先程から、随分楽しそうね」
そう言われ、ハッとした
確かにこんなに声を出して笑うのは
アイツらの前以外あり得なかった
先程まで威勢の良かった彼女が
心配そうに俺の顔を覗き込むように見る
こんなにコロコロ表情が変わるものなのか
アイツとも俺とも違う
美しい赤い瞳
嫌いじゃない
寧ろ…
ｸﾞﾙ「すまん、大丈夫だ……」
主「そう？…まぁ、構いませんわ」
首をかしげつつ、ふふっと軽く微笑む彼女
五歳とは思えないほど、美しく可憐に笑う
だが、その中で年相応な無邪気さももつ
矛盾な彼女
主「よければ、中庭でお茶でもしませんか？私がお気に入りのケーキをご用意しています」
ｸﾞﾙ「む…ケーキ…いや、しかし…」
正直食べたいが…じぃやが何を言うか…
主「あら、そうですの……なら、またこの方法で通しましょう！」
彼女が何かを閃いたように手を叩く
主「これは私の�牴罎�儘�瓠�それにグルッペン様が�爐靴屬靴嵒佞�合わされた�瓩世院�
まさか、オスマンに使った�牴罎�儘�瓩箸笋蕕�
俺に使うとは…
ｸﾞﾙ「だが、後で言われるのは君だぞ…？」
俺の眉間に皺が寄るのが分かる
恐らくじぃやは彼女に突っかかるだろう
奴もオスマンの父と同じ思考らしいからな
主「私は何を言われようとも構わないわ？それにね、貴方様にも行って差し上げます」
美しく光る
まるでレットスピネルのような瞳で
俺をまっすぐ見据え
主「�犢イ�なものを好きと言って何が悪いの�瓩茵�
そして無邪気に笑うのだ
あぁ、なるほど
これは惹かれるな
ｸﾞﾙ「フッ、ハハハハッ！ぜひ、ご一緒させてくれ！」
こんなに楽しいものなのか
オスマンが入れ込むのも分かる
これは
主「ふふ、では、案内いたしますわ」
ｸﾞﾙ「あぁ、頼む」
手放せなくなるゾ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1128人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レレ - osさんとの会話が好きです。htさんが出てくるの待ってます(願望)更新頑張ってください！！ (2023年2月26日 17時) (
レス) @page28 id: 0d9ed1badc (このIDを非表示/違反報告)
脅威のセラフ - あの！ちょっと日本語がおかしいところがありましたよ！【二十五話】の「お言葉ながら」は「お言葉ですが」の方が正しいです。細かくてほんとにすみません(-人-;)でも、神作品だからこそ指摘さして頂きました！今後とも頑張ってください！ (2021年2月22日 2時) (レス) id: 285d3eca52 (このIDを非表示/違反報告)
すいれん - ツク漁ってたらこんな神作品に出会えるとは！応援しています！ (2020年7月2日 21時) (レス) id: 94909bedb8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - ぐるっぺんくん5歳可愛いなぁー！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年10月29日 16時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
ぺんぎん☆ - ぐるっぺんくんだぁー(((可愛い!!尊い!!!!ありがとうございます!!(?) (2019年10月9日 1時) (レス) id: 0f2863d128 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：吟 | 作成日時：2019年8月23日 15時
