第十三話 ページ13
〜グルッペン side〜
あれから俺は、オスマンに話しかけるのをやめ
遠くの方から二人を眺めていた
距離があるのでふたりの会話は聞こえない
ただ、二人の楽しそうな雰囲気は伝わってくる
オスマンのあの楽しそうな顔は久々に見た
彼があんなに楽しそうに笑うのは
俺とアイツと庭師の息子の前だけだと思っていた
ｸﾞﾙ「……あんな顔、できたんやな」
俺のつぶやきは
パーティの雑音で消されていった
それからどれだけたっただろう
気が付けばパーティが終わりを告げた
俺はあの女を見送るオスマンの後を付けた
入口の近くの柱に背を付け
耳を澄ませ目を閉じる
ｵｽ「あの…また見かけたときは…俺から声をかけてもええやろか」
そんなオスマンの少し寂しそうな切なそうな声が聞こえてきた
主「えぇ、もちろん！」
まただ
またあの凛とした声だ
ｵｽ「よかった……リリス･クラスタ…今宵は貴方のおかげで楽しめました」
オスマンの安堵した声とともに、いつものしっかりした声が聞こえる
主「こちらこそ…それではいい夢を」
ｵｽ「はい…いい夢を」
なんとも、５歳６歳の子供がするような会話に思えないな…
まるで、想い合う二人とでも言うのか
たが、あの女に興味がわいた
ｸﾞﾙ「ふむ……久々に面白そうなものを見つけた」
ｵｽ「へぇ、何が面白いんか、俺にも教えてほしいめう〜」
目を開けると、そこにはニコニコと笑うオスマンが
いつの間にか俺の目の前に来ていた
もう見送ったのか
しかし
ｸﾞﾙ「……なんだ、気がついていたのか」
俺は少し眉間にシワを寄せる
ｵｽ「そうやねぇ、ケーキ食べとる時にこっち見てたやろ？そっからずーっと俺を付けてきてたのも知ってるめう〜」
まるで俺をからかうかのようにヘラヘラ笑う彼だが
ｵｽ「んで、面白いもんってなんなん？もしかして、彼女のこと？」
うっすら細い目を開き、こちらを見ている
エメラルドのように輝く瞳は笑っていない
ｸﾞﾙ「……お前がそこまで気にいるとはな…興味がわかないわけがないだろう？」
俺は軽く笑ってみせた
すると彼は少し驚いた様子で
ｵｽ「めっずらしい……まぁ、えぇ子やったし…確かに面白いかもなぁ」
と、思い出しながら楽しそうな笑みを浮かべていた
うむ
父上に今度ゆっくり�牴颪い燭き瓩氾舛┐得飢鬚世辰燭福�
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レレ - osさんとの会話が好きです。htさんが出てくるの待ってます(願望)更新頑張ってください！！ (2023年2月26日 17時) (
レス) @page28 id: 0d9ed1badc (このIDを非表示/違反報告)
脅威のセラフ - あの！ちょっと日本語がおかしいところがありましたよ！【二十五話】の「お言葉ながら」は「お言葉ですが」の方が正しいです。細かくてほんとにすみません(-人-;)でも、神作品だからこそ指摘さして頂きました！今後とも頑張ってください！ (2021年2月22日 2時) (レス) id: 285d3eca52 (このIDを非表示/違反報告)
すいれん - ツク漁ってたらこんな神作品に出会えるとは！応援しています！ (2020年7月2日 21時) (レス) id: 94909bedb8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - ぐるっぺんくん5歳可愛いなぁー！これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年10月29日 16時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
ぺんぎん☆ - ぐるっぺんくんだぁー(((可愛い!!尊い!!!!ありがとうございます!!(?) (2019年10月9日 1時) (レス) id: 0f2863d128 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：吟 | 作成日時：2019年8月23日 15時
