-43-『そんな事を言ってられるのも今の内だよ』 ページ44
「うほおおおお！！」「うひい！！」
「……イヴ、ゴリラみたいな声出てるヨ」
流石のAも今の悲鳴には女としての矜持はないのかという表情をした
しかし、クルスは自身の右耳と頬を少し掠ってナイフが壁に刺さってるので玉ひゅんしてもいいんだぞ…
スーパーゲル状デロドロンドリンクの缶は真っ二つ
中身はイヴの頭からかぶり……
「山田〜〜〜〜〜〜〜、てめえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」ｷﾘｷﾘｷﾘ
「すっ、すみません。ごめんなさいっ」
イヴの頭からボチョボチョ落ちる中身
液体の音じゃあない
「イヴ、ロボみたいだな。(首回す)音が」
「A、違う。そうじゃない」
「で、少年はイヴになんて言い訳するの？」
「え、ええと。普段イヴさんに買いに行かされるジュースがポケットにあったので、盾になるかと…」
「なるかボケェ―ッ」
ぎゃあああ、と何処からか聞こえる叫び声が聞こえる中、Aは思った
(言い訳ってのは否定シナイのか…)
「あっはっはっ、ぶざまだね。いいよ。あがいてみせてよ☆」
「死ねばいいのに」
「直球ッ！！」
「そんな事を言ってられるのも今の内だよ。
ただの人間がニードレスに…
まして―――ミッシングリンク級のニードレスであるこのボクに勝つ方法なんてないんだからね」
”バミューダアスポート”！！！
高速でナイフが飛んでくる
瞬間、
「――――ッッ」
音が一瞬消える
Aを見れば、Aを中心に何かの膜のような壁にナイフが刺さっているように止まっていた
そして、落ちる
そのうちの一本を蹴り上げ、木刀を振る
それはマジシャン少年の目前で止まり、落ちた
「………。マジックでも使えば別だけどね☆」
「………このガキがあ〜〜〜っ」
「いや待て、イヴ。ごり押しすればイケる」
「止めてくださいッ」
完全にふざけてるA、ツッコミ待ちである
「シスターさん、こんな感じでしたっけ……？」
「作者がキャラ忘れてるからな。作り始めたの2年も前だから仕方ないのかも…作者鳥脳だし」
ん”ん〜、メタいっす
「(ダメだ…わかるわけないよ！シスターさんも正直出来もしない突飛な事言い始めたし、作者はシスターさんのキャラ忘れたし……殺される！！)」
だから、メタいss((ビチャ……
恐怖で思わず下がったクルスは、音の方を見て
「………。……。………あれ？」
違和感を、感じる
「……」ﾆﾔｯ
Aはその様子を見て、思わず嗤った
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作者名：軍時 | 作成日時：2015年3月25日 22時
