-37-『なんか色々残念です……』sideシスコン少年 ページ38
さて、戻ってきましたクルスです
こっちのあらすじとしてはマジシャンがシスターさんに(無自覚な)喧嘩を売って終わったところでしたね
あの、シスターさんの雰囲気がおかしいです。というかシスターさん笑うんですね怖い助けてください(白目)
というか、イヴさんが……
「イヴさん！！大丈夫ですか！！」
「…う、いや、一応大丈夫だけど……。それよりAが」
「え、傷が…修復されて……？」
「『部分変身』。周囲の細胞を変化させて、傷口をふさぐ…」
そんな事ができるのか…すごい…
「イヴは死んでないんだ？そりゃー良かった良かった！」
「シスターさん…どうしちゃったんですか…？怖いんですけど……」
「Aは今ちょっと怒ってるんだよ。身長のコト言われるの嫌らしいよ。昔、僕より年上なのに身長追い抜いて「チビ」って弄ったらぶっ飛ばされた」
「そりゃ怒りますよ…。って今はちょっとしか怒ってないんですか！？」
「うん、今は満面の笑みだろ？本当に怒ったら若干笑ってるだけだからな、目は笑ってないけど」
「怖っ！？」
なんて話をしていた
というかイヴさんもシスターさんが怖いらしいから驚いた
ああ、現実逃避って素晴らしい…なんて柄にもなく思ってしまった
だって、あんなに強いイヴさんも、怖い人や物があるんだって知っただけでもう…
って、ん？
あのマジシャンどっかで見たことあるような……
「あ！！こっ…こいつは…！！イヴさん、シスターさん！！逃げて下さい！！こいつは姉さん達を一瞬でー――」
「「オロオロガタガタ言ってんじゃねえ」」
「！」
「ヤサが知れたんだ」←イヴ 「ボクのコト馬鹿にしたんだ」←A
「「……え」」←イヴ＆クルス
「生かして帰すわけにはいかない。それに
『戦わざる者には死を』
これはブラックスポットの掟だからな」
シスターさん…
なんか色々残念です……
-38-『人の姿をしたサンドバッグをくだサイ』→←-36-『ブレイド、その理屈はおかしい気がするよ…』
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作者名：軍時 | 作成日時：2015年3月25日 22時
