【N E E D L E S S<ﾆｰﾄﾞﾚｽ>】死神修道女(ﾃﾞｽ･ｼｽﾀｰ) (ページ24)

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-23-『既にお前がボク等の手のひらの上で踊らされてんの……分かんないかな？』ページ24

＿＿＿…ブチブチ

「！！」

ブレイドに絡んでいた糸が “引きちぎれた”

「なら、俺は神より強えぇ！！」

「…なんならボクはそれ以上だな？ブレイド」
「……そうなるな」

「なっ…。あっ…ありえん！！私の糸を切断できる者など…」

「ソレが、ありえてんだヨ。バーカ」
「神の裁きを受けよ」ﾆﾔﾘ

能力が通じず焦り始めたカフカは、人質のクルスを指差し、

「来るな！！このガキが死ぬぞ！！」

と、A達側からすれば凄くどうでもいい脅し(本気)をかけてきた。

「「………。」」

が

「“ やってみろよ”」「 “やってみればァ？”」

2人は明らかに『殺れると思ってんだったらさっさとしろつか殺れるなら殺ってみろバカ』と言わんばかりの空気を作り出している

それが、カフカの何かに触れたようで

「なっ…。何だとおおおおお！！！」

クルスに向かって本気で腕を降り下ろした

「既にお前がボク等の手のひらの上で踊らされてんの……分かんないかな？」

ドッギャアと、音が響く中、

「…………。バッ……」

＿＿馬鹿な！！

カフカの手を自身の腕で弾くクルス

…いや、本当に先程までのクルスなのだろうか？

「うす汚ねぇ手で触んなよ。蜘蛛男！！」

……これが？

「奇妙な光景だな」