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-21-『ようやく、わかったみたいだな』 ページ22

そいつの答えを聞いて、クルスは後悔した

(そんな_!!ぼくは何て事を………!!)

ボロボロと、
色々な感情が混ざって、
訳が分からなくて、



涙が止まらない





殺される恐怖


自分の勝手な勘違いで悪者にしてしまった、後悔

色々だ

「さあ___死ね」



そんな時に

「ようやく、わかったみたいだな」

「!!」

さっき、出会った人の声がした

「男なら、シャキっとしなさいよ。



 山田!」

クルスは、声のした方を見る

いたのは、

ブレイド、イヴ、ギド

「しっ…神父様!?」

それを聞き、敵の男は即反応した

「これはこれは…よく来てくれたな。探す手間がはぶけたぞ」

「…ふん」

しかし、神父もといブレイドはその男を無視し、クルスに声をかける

「小僧!!何を勘違いしたか知らんが、土下座して悔い改め俺を崇めるなら助けてやってもいいぞ!?」

「…ただし、Aの方は知らないよ」

「そうじゃな」

「でっ…でも、こいつはニードレスなんだ!!いくら神父様が強いからってかなう相手じゃ…」

「ニードレスなら…」

ここでギドは、





「こっちにも2人おるぞ?」

爆弾を投下した



「え!?」

クルスと敵は驚く

「しっ…神父様もニードレスなんですか!?」

「ああ」

「じゃあなんでテスタメントと戦った時、能力(フラグメント)を使わなかったんだ!!」

「能力がなかったからだ」

「へ?」

さらっとあり得ないことを言うブレイド

クルスもそこにツッコむしかなかった



だって、神父の言っていることは矛盾している

「なに言ってるんだ!!
『ニードレス』は“能力者”の事だ!!
能力を持っていないニードレスなんているわけ…」
「そこまでだ」

そこで、今まで無視されていた男がクルスを後ろにぶっ飛ばす

「げふっ」ゴッシャア

「!」

「順番が変わった。大人しくしていろ」

そして、ブレイド達の方を向き

「死ね神父!!!」











  ”カンダタストリング”



あの技を繰り出した

-22-『神にしか…切れない糸か…!!』→←-20-『“神父とシスターはどこだ”?』



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作者名:軍時 | 作成日時:2015年3月25日 22時

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