-14-『聞いてない』 ページ15
で、
「………聞かせてもらおうか。なぜテスタメントなんかに追われていたのか」
(確かに…なんかないと普通の一般人なんか追わないよなぁ)
「、僕は……『シメオン』を襲撃したメンバーの一人なんです」
「シメオンだと!?このBS(ブラックスポット)のド真ん中にビルを建てやがった『街(シティ)』の製薬会社か!!」
「ふーん。じゃキミはシメオン製薬会社嫌い(アンチシメオン)……解放軍(レジスタンス)の一人ってことなの?」
「…はい」
「そう言えば…解放軍とか名乗る者が『街』から来たシメオンとかいう連中の車を襲撃したと聞いたが…まさか…」
その時、今までなんの反応も見せなかったイヴが、タタタタと走り
「だっしゃーッ!!!」
「ぶ」ドゴ
クルスの顔面を殴った
「「!」」
「…」
「なっ…」
「お前のしわざかーっ!!おかげできのうからエライさわぎになってんだよ!!」
「え?」
「正確には解放軍。このコだけのせいじゃないでしょ」
「そうだけど、そうじゃない!!」
「どっち…?」
「ああぁ、ん〜っ。いいから聞いてて!」
「…ハイハイ」
Aは面倒だからかすでに適当な返事をしている
で、
「その 『シメジ』 とかいう連中が手当たり次第犯人探しまわってんの!!」
「シメオンです」「シメオンね」
「焼き払われちゃった地区もあるんだから!!」
「あー、うん。ヨカッタネ」
「良くないよ!…ってかA絶対きいてないでしょ!!」
「ん…?ボクはキイテルキイテル。で
、
今日はの晩飯は『シメジ飯』があればいいの?」
「全然聞いてねぇ。しかも何かとシメジだしな」
「全然聞いてないじゃん!!?」
(全然聞いてない…(汗))
全く聞いてないAだった
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作者名:軍時 | 作成日時:2015年3月25日 22時