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自分の周りを見渡す
綺麗に着付けられた着物がはだけてる人
頬を赤らめ耐える人
ママ…
「ごめんね、今日はこの子初めてだから。あがりやねん」
不意に声をかけられ
1日の仕事が終わった様だ
とぼとぼ部屋に戻る
あ、ここのコイ…
水池が見え覗けば、よく恭平とエサをあげていた場所だった
投げた振りをしたら、一斉に集まるから
笑いあっていた
昔と同じようにしたら、昔みたいに
同じように集まって思わず笑ってしまった
「あ、昼間の子やん。えっと…Aちゃん！」
恭平の声
顔を見られたくなくて
『あ、こんばんは。失礼します』
横を通り過ぎようとしたら
『あ、あの』
腕を掴まれた
「Aちゃんの顔まともに見れてないんやけど」
と顎に手を置かれグイっと顔を上げられる
『ｯ…』
目の前でみても、恭平で
小さい頃の面影が残っている
「Aちゃん、知ってる人に似てる」
そう言われ、返す言葉を失った
「〇〇A？」
私の名前をフルネームで聞かれ
『さ、さきAです…』
今は父の苗字を名乗っているから佐々木
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のんこ(プロフ) - ノノカさん» ありがとうございます(^ω^)☆ (2022年11月7日 18時) (
レス) id: 72e71e4461 (このIDを非表示/違反報告)
ノノカ(プロフ) - 更新、楽しみにしています♪ (2022年11月7日 4時) (レス) id: 3fb129733d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんこ | 作成日時：2022年10月27日 22時
