私たち結婚してみました【BTS×SEVENTEEN】 (ページ29)

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スングァンside

沢山買ってしまった…

好きな食べ物がよく分からないし
料理もまともにやらないからあれもこれもと買いすぎた

両手いっぱいの材料やら飲み物
正直、重い…。

ｶﾄｸｯ♪

千里〈今から向かいます！〉

でも千里ちゃんからのカトクを見て
足取りが軽くなる気がした

スングァン〈俺も終わったから帰るね〉

“帰るね”なんて送ってしまったけど
気安かったかな…

悶々と考えてたらあっという間に家に着いていて
まだ慣れない鍵を取り出してがちゃりと開ける

ソファに座って千里ちゃんが家に着くのを待つ
けど、なんだかソワソワする

いや、疲れて帰ってくるんだから料理を作ってた方がいいかもしれない！

そう思い自分で買った材料を見るけど
何作ったらいいのかさっぱり分からない

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬｯ

玄関の方からの音に廊下に出る

千里「あ、スングァンさん！」

俺の姿を見つけるとふわりと嬉しそうに笑うから
つい俺も玄関に駆け寄ってしまう

スングァン『荷物持つよ？』

千里「あ、すいません。ありがとうございます」

荷物を受け取ってリビングに向かおうとするも
玄関から上がろうとしない千里ちゃん

千里「あの、スングァンさん。……ただいま、です」

えっ、えっ、何その可愛いただいま
初めて聞いたんだけど、えぇーーー!?

少し顔を赤らめて恥ずかしそうにする姿が
また可愛らしい

千里「スングァンさん、何か言ってください…。恥ずかしくてしにそうです」

スングァン『ごめん笑そんなに可愛いただいま初めて聞いてびっくりしただけだから笑』

スングァン『千里ちゃんおかえり』

そう言うと目をぱちくりとさせた後に
さらに顔を赤くさせる

スングァン『玄関で立ち話するよりもリビング行こう』