俺の兄ちゃんは、有名人で過保護です。【stpr】

２２日目。 ページ29

ｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘ……
『ん……朝……？』
目覚まし時計の音で起こされた。
あ、朝ごはん作らなきゃ…。



一階に降りると、るぅちゃんが居た。
あ、そっか。すとぷりの皆が泊まってるんだった。……あと日向と。

『るぅちゃんおはよ〜』
る「あ、Aくん、おはようございます！」
『早いんだね〜！』
る「いつもこのくらいに起きてたんです。日向のお弁当とか作らないといけなかったので…。」
『あーね…。』
日向も、弁当は兄ちゃんに作ってもらってるって言ってたな…。
『俺達は、出来る時にやるって感じだから、一応どっちも家事とかは出来るんだよなぁ…。』
る「日向にも家事とか出来る様になってもらいたいんですけどね…。」
『あいつ、不器用だもんね…w』
る「本当ですy 日「なになにー、二人して俺の悪口〜？」
『日向？！』
る「いつから居たの？！ていうか、居たなら言ってよ！」
日「さっき起きたばっかりだよ〜。で、何話してるのかなーって近づいたら、俺の悪口言ってるし〜？」
口調が……寝ぼけてる…ww
る「悪口では無い！家事とか出来る様になってくれたら良いのにって話！」
っていうか、るぅちゃんがタメなの初めて聞いた…。
まぁ、兄弟だし当たり前か。
日「俺不器用だし、多分無理〜w」
そう言って、俺の頭にもたれかかる様にして肘を置いてきた。
『ちょっ、日向！それやめろっていっつも言ってるだろ！！』
日「えー、だって丁度良い高さだしw」
『それをやめろって言ってんだよ！背が低いの気にしてんだぞ！？』
日「良いじゃん、背が低いの。可愛いよwwwwww」
『最後の爆笑なんだよ！ってか可愛いとか言うな！』

こいつ…背が高いからって！
縮めてやろうか？！
背が低いっていうけどさ？仕方なくない？？ってか、それ言ったらさ？兄ちゃん俺より低いよ？？え？？？(←必死の対抗心w)

『って、あ。今日普通に学校だったわ。やっべぇ朝ご飯と弁当作らないといけなかった…。』
日「弁当、俺のもついでに作ってよーww」
『あぁ〜？…まぁ、良いけど…。』
日「マジ？！良かった〜自分で作らないで済むー！！」
る「日向が料理したら莉犬の家が壊れるからやめた方が良い。←」
日「ひでぇ！w」
い、一体、日向が料理したらどうなるのか……w



てか兄ちゃん達さっさと起きろよ←。
起こしにいくのめんどくさいんだが。←

２３日目。→←２１日目。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す