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ベッドの中、眠たい目を擦りながら窓を見ればカーテンの隙間から明るい光が差し込んでいる









「……もう朝かぁ」









モヤモヤを抱いたまま眠れず朝を迎えた。









仕事、休みで良かった。









ぼーっとする意識の中、重く感じる体を起こしソファーに身を沈める









「……臣くん、早く帰って来て」









朝まで葉月と一緒なの?









今、何してるの?








ネガティブな発想に不安で押し潰されそう。









鳴らない携帯をテーブルに投げ置いた時、インターホンが鳴る









すぐに立ち上がって玄関まで駆けていく









扉を開けたら、ネクタイを首に下げ胸元までボタンを外した臣くんにきつく抱きしめられた。









「……A、ただいま」









「おかえり、臣くん」









「……A」









優しい声で名前を呼ばれ、顔を見上げると









優しいキスが降り注ぐ。









お酒の味がする、臣くんのキス。









.







.









なだれ込むようにベッドへ2人で倒れ込む









もちろん、キスをしたまま。









早く、臣くんを感じたい









臣くんの温もりに抱かれたい









臣くんのモノだと思わせて欲しい。









激しいキスに、荒い手付き、でも優しさと愛を感じる言葉はちゃんとくれる臣くん









体も心も臣くんの愛で満たされる。

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作者名:taka | 作成日時:2016年4月19日 23時

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