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『あ、先輩お久しぶりです。慶君も元気だった？』

『矢花君、合格おめでとう！姉ちゃんから聞きましたよ！』



合格した矢花を労い祝おうと、こんぴーがいつも行くような店で御馳走をすることにした



『慶君も来てくれたの？ありがとう！』


矢花が合格したことを慶に伝えると自分もお祝いをしたいと言った
だけど今日来たのは単純にごちそうが食べたかっただけだと思うけど、、、



『矢花、よかったねー。これで嶺亜に勧誘されること間違いなしだね！』

『あ、先輩。嶺亜君にもお礼しといてください！お守りもありがとうございますって』

『本当に珍しいよ？嶺亜があんなに人のために何かするなんて』

『え、そうなんすか？先輩、嶺亜君のバンドでマネージャーやってるんすよね』



嶺亜君のバンドって言ってもメンバーは嶺亜だけだし、大体あんな中二病じみた歌詞を書く嶺亜と、矢花が一緒に演奏するなんて全く想像ができない

あんな詞見せられたら、矢花びっくりするだろうなー



『そうだよ、よかったら矢花も入ってね。メンバーが増えたら私たちの待遇もよくなるはずだから』

『姉ちゃん、嶺亜君ってどんな人なの？』

『慶君、あったことないの？』

『名前はどこかで聞いたことあるんですけど、、』

『どこかで聞いたことあるって、よく慶に話すじゃん』


慶はそうだったけって顔でこっちを見てくる
全く、中学生になってから私の話なんて全部心ここにあらずで聞くようになったんだから困るんだよな、、



『呼ぼうか？』



矢花は嶺亜にお礼を言いたいっていうし、慶は嶺亜に会いたいという
、、まあ、二人のために呼んであげてもいいかな


『会いたいな！矢花君も会いたいですよね』

『そうだね、、できればきちんとあってお礼をしたいです』

『しょうがない、今電話するから待ってて』



本当は私がちょっと会いたかったっていうのもあるけど、、それは二人には絶対言わない


『先輩』



隣に座っていた矢花が慶に見えないように私の膝をつんつんと叩いて私にだけに聞こえるように小さい声で話し始めた


『何？トイレ行きたいの？』

『幼稚園児じゃないんだからそんなの勝手に行きますよ、、、嶺亜君のことなんですけど』

『嶺亜？』

『二人にしてあげましょうか』

『え？』



私が嶺亜のことを好きなことを知っていて矢花なりに気を使ってくれているのだろうか
そんな気を使わなくても今のバンドは私と嶺亜だけなんだから二人になんていくらでもなれるのに

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マリエ(プロフ) - ハルカさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！これからもよろしくお願い致します！ (2022年4月9日 16時) (レス) id: c6cf29b1a9 (このIDを非表示/違反報告)
 ハルカ(プロフ) - 良すぎて一気読みしてしまいました……お忙しいかとは思いますが続き楽しみにしております！ (2022年4月9日 2時) (レス) id: 17cc79c11f (このIDを非表示/違反報告)
 マリエ(プロフ) - 松さん» そのように言ってくださって本当に嬉しいです！完結まで是非宜しくお願い致します。 (2022年3月29日 19時) (レス) @page35 id: c6cf29b1a9 (このIDを非表示/違反報告)
 松(プロフ) - はじめまして！めちゃくちゃ面白くて更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2022年3月28日 23時) (レス) @page35 id: 309f0f86b1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：マリエ | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/taka231  
作成日時：2022年2月23日 16時

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