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『まあ、そうよね、、、最後は神頼みだよね』
『うん、だから意外とお守りもばかになんないよね、、』
『お守りは本当に何個あっても困らないはずよ！』
なんだか矢花がリュックの中をガサゴソとやっている
もしかして受験票忘れたとか、、、？えっ、ちょと、怖いんだけど、、
『俺、、そういえばお守り一個も買ってないんですよね、、』
『え？買ってないの？じゃあ、今何探してたの？買ってないもの探したってないに決まってるでしょ！』
『いや、まあ最終確認みたいなもので、、』
お守り持ってないって気持ち的にどうなの？私なんて色々な神社をはしごしてたくさんのお守りを買い集めたものだ
(たくさんのお守りを持つとお守り同士が喧嘩してしまうと知ったのはまた別の話)
『なんか、不安になってきました、、俺、大丈夫なんでしょうか』
『矢花、何弱気になってんの！ちょっと嶺亜、どうしよう！私たちのせいかな、、』
少し青ざめた顔をしている矢花と考え込んでいる嶺亜今こんなことやってる場合じゃないって！
だけど、嶺亜がふと思いついたように矢花の肩をガシッと持った
『矢花、よく聞け』
え？いきなり呼び捨て？
『えーっと、な、なんでしょう、、』
『今更、君に応援の言葉はいらないかもしれないけどあえて言うことにするよ』
嶺亜、何を言うつもり？士気の下がりまくってる矢花にさらに追い打ちをかけるつもり、、、？
どうしよう。見守るべき？それか起こりうる事態に備えて止めるべき？
『いい？君が頑張ってきた事実は神様には変えられないよ。だから、君が信じるのはお守りじゃなくて神様でもなくて、、今日までの君の努力だ。頑張ってね、もし、合格したら、その時は君をうちのバンドに歓迎するよ』
うわあ、矢花めちゃくちゃ反応に困ってる、、大体うちのバンドって何よ一人しかいないくせに、、
でも、嶺亜にしては優しくて暖かい言葉だな、、まったく私の後輩なのにいいところ全部持ってかれちゃったよ、、、
私は負けじと矢花に頑張れって力強く言うけど、嶺亜の言葉にはやっぱり勝てないみたい
『お二人ともありがとうございます。なんか照れくさいっすけど嬉しいです。嶺亜君、もし、合格したら俺を嶺亜君のバンドに入れてください！』
矢花、まんまと騙されてるなー、入っても嶺亜のさっむーい歌詞読まされるだけなのに、、、だけど力のみなぎった矢花の背中を見ていると今はそれでもいいと思えた
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マリエ(プロフ) - ハルカさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！これからもよろしくお願い致します！ (2022年4月9日 16時) (
レス) id: c6cf29b1a9 (このIDを非表示/違反報告)
ハルカ(プロフ) - 良すぎて一気読みしてしまいました……お忙しいかとは思いますが続き楽しみにしております！ (2022年4月9日 2時) (レス) id: 17cc79c11f (このIDを非表示/違反報告)
マリエ(プロフ) - 松さん» そのように言ってくださって本当に嬉しいです！完結まで是非宜しくお願い致します。 (2022年3月29日 19時) (レス) @page35 id: c6cf29b1a9 (このIDを非表示/違反報告)
松(プロフ) - はじめまして！めちゃくちゃ面白くて更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2022年3月28日 23時) (レス) @page35 id: 309f0f86b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マリエ | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/taka231
作成日時：2022年2月23日 16時
