検索窓
今日:11 hit、昨日:19 hit、合計:31,172 hit
小｜中｜大

�發気鵑箸諒未� ページ18

先輩は俺とカラオケに行ったその日からあまり視聴覚室に寄り付かなくなった

だけど、別に気まずくなったとかではなかったのでたまに平気な顔してフラッと訪れては俺やこんぴーの所持品をガチャガチャと弄り回してそのまま帰って行った



『あいつ男でもできたの？』

『は？』


いきなりこんぴーがそんな事を言うもんだから本当にびっくりしたけどよくよく考えてみればそれは自然な事だった


『俺ちょっと心当たりあるんすけど…』

『マジ？まあそんなにAの恋愛興味ねえけどさ』

『あなた元カレでしょ？興味持ちなさいよ』


いやー興味ねえなんて言いながら楽器をいじいじするこんぴー
カラオケに行ったあの日から連絡が取れないということはあの�盒鏡菁擇�松田先輩のどっちかをロックオンしたという事は明らかだった


『こないだ先輩とカラオケ行ったんすよ』

『マジで？矢花と、Aが？』

『はい』

『すっげえ意外な組み合わせ！お前らできてんの？』

『いや、できてないっすよ…！』



こんぴーはさっきまで楽器をいじっていたのにいつの間にかこっちを見てひたすらニヤニヤとしていた

どういう経緯？とかあいつの歌聞いたの？とか何歌ってた？とかそんなこと聞いて何になるんだってレベルの質問責め


『先輩って歌上手いんすねえ』

『A？…そうだよ、俺と克樹散々ボーカルに誘ったんだけどさ、嫌だっていうから』

『へー、あんなに上手いのに勿体無いですね』

『まあなんか音大行きたいって言ってたけど、一年の時』


…音大行きたいぐらいなんだからあんなに上手いのは納得か…ていうか、あんなに上手いんだから声楽科とかかな


『こんぴーは？音大とか行く予定ないんすか？』

『…んー、俺親の後継ぐから、もっと他に勉強しなくちゃいけないことあるんだよな…まあ、後継教育ってやつよ』

『こんぴーも大変なんだね…何も考えてないのかと思ってた』

『おい矢花！』

『ごめんごめん！』


こんぴーはいずれ社長になるってことか
確かに社長になれそうなカリスマ性があるし何より肝が据わってるな



『…矢花は？進路とか考えてんの？
まあ、まだ一年だもんなあ〜』

『う〜〜ん、でも俺もちょっと音大考えたよ』

『まじ？Aと同じところ入っちゃえば？』

『だからなんでそうなるんだよ！』

『その方が俺遊びに行きやすいし〜』

『どんだけ自由なんだよ』

．→←．



→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )

点数: 9.5/10 (46 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
125人がお気に入り
アイコン この作者の作品を全表示｜ お気に入り作者に追加｜アイコン 感想を見る
設定タグ：7MEN侍 , 矢花黎 , ジャニーズjr
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム： 感想：  ログイン

マリエ(プロフ) - 海宙さん» 身に余るお言葉を頂きありがとうございます！これからもよろしくお願い致します！ (2022年2月24日 18時) (レス) id: c6cf29b1a9 (このIDを非表示/違反報告)
 海宙(プロフ) - とても綺麗な作品で毎回読むのが楽しみです。これからも無理の無いペースでの更新を頑張ってください。 (2022年2月23日 0時) (レス) @page50 id: c037788408 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名：マリエ | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/taka231  
作成日時：2022年1月26日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。