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『トイレ行きたいんだけどさ、めっちゃ不安。松田くんたちにあったらどうしよう！』
『いやもうその時はその時じゃないですか。笑って手でも振っとけば良いんですよ』
『そういうけどさぁ、なんか明日から気まずくない？』
『まあそうっすね〜』
『ついてきてよ！』
『嫌っすよ。なんで先輩のトイレついて行かないといけないんすか！』
そうこうしてるうちに先輩はその辺をウロウロしていて限界に近いらしい
『早く行った方がいいっすよ』
『まあそうだけどさあ、、』
先輩が口を尖らせて俯く
トイレぐらいさっさと行けばいいのに
『…わかった。顔隠しながら行ってくる！』
『気をつけてくださいね。』
先輩がいなくなった部屋で適当にデンモクをいじったりメニューをパラパラとめくっていたりした
女の人は男よりトイレ長いって分かってるけど…なんかそれにしても遅いなとか思ってドアに開いてる細いドアから外を見る
もちろんそれじゃ視界が狭いから少しドアを開けて周りをキョロキョロと見てみる
曲がり角からはうちの学校の制服のズボンが見えて、まさか…なんて思う
いろんな部屋から流れてるみんなの歌声と爆音で流れてる音楽を無視して神経を10メートルほど先に集中させる
普通にこの爆音の中あんなに離れた人の声が聞こえるはずもなく辛うじて男の笑い声が少し聞こえた
しばらく見ていたら角から先輩らしき人が走ってきたので俺は慌てて自分の顔をしまってドアを閉める
先輩は手にコーラとオレンジジュースを持っていてどっちがいい？とか聞いてきた
『…どっちでもいいすけど、…じゃあコーラで
…なんすかその顔。』
『いや別になんでも！』
『先輩コーラがよかったんすね、いいですよ俺はどっちでも』
『いいの？』
こんなやり取りするくらいなら最初から両方コーラにすればいいのに
俺は先輩からオレンジジュースを受け取って飲み進める
『…なんか、このオレンジジュース薄くないっすか？』
『…ほんとだ、コーラも薄い…
あ、ごめんちょっと立ち話を…』
申し訳なさそうな顔でこっちを見てくる
やっぱりあれは先輩たちだったのか、ていうことは立ち話の相手は十中八九松田先輩って人と�盒鏡菁擇辰匿佑�
『…松田くんと�盒兇�んに捕まって…』
ほらビンゴ
『あぁ、見つかっちゃったんすか』
『うん、トイレからでたらあの二人がドリンクバーのところにいて…』
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マリエ(プロフ) - 海宙さん» 身に余るお言葉を頂きありがとうございます！これからもよろしくお願い致します！ (2022年2月24日 18時) (
レス) id: c6cf29b1a9 (このIDを非表示/違反報告)
海宙(プロフ) - とても綺麗な作品で毎回読むのが楽しみです。これからも無理の無いペースでの更新を頑張ってください。 (2022年2月23日 0時) (レス) @page50 id: c037788408 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マリエ | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/taka231
作成日時：2022年1月26日 9時
