激強生徒会長は１年Ａ組の特別講師【ヒロアカ】 (ページ8)

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奇妙な少年ページ8

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スマホを耳に当てる。

「授業中ですけど」

『ありゃ、それはごめんねぇ〜』

反省の色も何もないこの男に何を言っても無駄と分かると早速本題に入る。

『実はさぁ、この前"お手伝い"来て貰った時に
一緒に雑誌の取材受けて貰わなきゃいけないのに言い忘れてて！』

雑誌。

それは10代前半〜20代後半までに人気である
ヒーロー特集の雑誌。

雄英の生徒会長の密着とかなんとか。

「...それ、私が立場上断りづらいの分かってて言ってますよね。」

『あはは〜.......バレた？』

「当たり前です」

ため息を漏らすと
『んじゃ、頼むよ』とだけ言って電話を切られた

あの人は...

携帯を握り締めながら相澤の元へ磁刻は戻る。

相澤「行くか？」

「いえ、今からの話では無かったので。」

そう言葉をかければ
そうかと短い返事が返された。

どうやら個性把握テストは終了した様で
生徒達はゾロゾロと帰って行った。

緑谷出久......

彼の右手の指何本かは紫色に変色していて
個性を使ったのだと分かった。

「緑谷クンは保健室へ？」

相澤「あぁ。磁刻の出番はこの後だ。
先に教室行って質問にでも答えてやっとけ。」

「分かりました」

気になっていた彼のことを知れるチャンスだったが出番と言われれば致し方ない。

相澤は記録を集計する為一旦職員室に。
磁刻はそのまま１-Ａの教室へ向かった。

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