激強生徒会長は１年Ａ組の特別講師【ヒロアカ】 (ページ5)

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荒業ページ5

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「切島クン。どうしたの？」

切島「っと、先輩の個性って、なんすか！？」

ハキハキと喋る切島クンに
磁刻は聞かれると思っていた風に
お手上げというポーズをした。

「今の時間は質問タイムじゃあないよ。
把握テストが終わってから話そうね。」

そう磁刻が言うと
さっさと次。急かす様に相澤が発言した。

だがしかし、3年のヒーロー科。
ましてや生徒会長を誰も放っておく訳がない。

去年の体育祭の話やインターンの話を聞かれる。

が、言葉を返す気は毛頭無く。

「ハイハイ、またあとで。
今は自分の周りの強さを知るべきだよ。」

腕を組みながら次の子の投球を眺めた。

すると今度は肩をトントンと叩かれる。

「ん？」

その正体は先程質問をしてきた切島クン。
何か気になったことがあるのだろうか。

「どうした？」

切島「よく考えてみりゃ、
俺自己紹介してないッスよね？
何で名前分かったんスか！？」

「あぁ...」

確かにそうだ。先の後輩達総出による
マシンガンの様な質問の中でも名前を名乗っていなかったであろう切島。

ましてや名乗っていたとしても
一人一人の言葉を聞けている訳がないのである。

「生徒会長を務めさせて貰ってるんだ。
有望な後輩達の名前を知らないわけがないでしょう？」

「「「「「おぉ....!!!!」」」」」

その場にいた後輩達は吃驚の声を漏らす。

爆豪「ﾊｯ!!んなのたりめｪだろ
生徒会長様なんだからよｫ!!」

蛙吸「でもすごいわ。
生徒会長でもそんなこと出る人早々いないもの」

爆豪クン。

入試はトップ通過だったけれど
やはり性格に難アリと言ったところか？

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