本当の理由 ページ36
＿
急いでいた磁刻は
一言断りを入れ緑谷と分かれた。
ｶﾞﾗｶﾞﾗ＿
「相澤センセー」
相澤「来ると思ってたよ。」
職員室のドアを開けると丁度良く５限目始まりの
チャイムが鳴った。
ついて来いと言う様に立って歩き出した相澤に
磁刻は後を追った。
応接室
そうプレートに書かれているドアを開く。
相澤「朝の事といい、放送の件も、
助かった。
昼時で食堂が混んでたからな、
怪我人が出ると思ったがあの放送のお陰で
傷者はゼロだ。」
ありがとう。
そう頭を下げる相澤に
磁刻は頭を上げる様に言う。
「...多分あれ、
マスコミの仕業じゃない筈です。」
相澤「何？」
相澤は磁刻の言葉に眉を寄せる。
ｶﾞﾁｬﾘ＿...
根津「正解なのさ」
相澤「！校長...」
背伸びしながらドアを開け
磁刻の言葉に反応した校長に
2人は釘付けになる。
根津「まず磁刻さん、
放送で生徒達を安心させてくれてありがとう！
かなり混乱していたからね。とても助かったよ」
「いえ･･･」
根津「本題に入るけど
雄英バリアを破った犯人はマスコミじゃない。
誰かの個性で粉々になっていたのさ。
でも物を粉々にする個性の持ち主は
マスコミの中にいなかったんだ」
となると残る可能性。
「...ヴィラン？」
根津「そう。
でも破られた事以外何も被害が出ていない。
バリアを破るだけ破って逃げたなんてのは
考え難いのさ。」
「これから、気をつけながら
行動しないといけませんね...」
根津「教師達には生徒達の安全を最優先する様に言っておくさ。
何かがあればすぐに僕に連絡する、
という事も一緒にね！」
相澤「しかし、
何故ヴィランが高校なんかに...」
確かにそうだ。
ヴィランがわざわざ高校に出向いて
何をすると言うのか。
根津「理由は分からない。
でももしもの為に対策はしておこう！
磁刻さんもそのもしもが起こった時は
生徒達を守る為に尽力してもらうよ！」
「もちろんです」
誰も傷つけさせやしない。
その固い意志を瞳に映した。
＿
イメ画が完成したのでリンク載せておきます！
イメージ壊したくない方は
見ない事をお勧めします^^;
≪イメージ画像≫
↓こちらから↓
http://ulog.u.nosv.org/item/taka035sizmekan/1681393649
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りすりす(プロフ) - おもしろいですね！！！！！ (2023年4月17日 21時) (
レス) id: 29c9374dda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ままま | 作成日時：2023年4月5日 10時
