激強生徒会長は１年Ａ組の特別講師【ヒロアカ】 (ページ34)

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落ち着けアナウンサーページ34

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結局、反省文２枚の結果となった。

緑谷クンをボコボコにする爆豪クンを
止めなかった事が一つ、

爆豪クンに自分を重ねすぎたのが一つだ。

「はぁ＿＿...」

小さく溜息を零す。

早く昼ご飯食べなきゃ

そう思った矢先に

 《ｳｩ────！！》      【セキュリティ3が突破されました  生徒の皆さんはすみやかに

屋外へ避難して下さい】

「！？」

セキュリティ３？

あの雄英バリアが突破されるなんて。

廊下の窓の外から下の校門を見つめる。

「(朝のマスコミ...？)」

多くのカメラ機材などが見えて

マスコミだと言う事が分かると磁刻は走り出す。

ｶﾞﾁｬｯｯ＿

勢いよく開けたドアの上のプレートには

【放送室】

と書かれていた。

《ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ＿＿...》

「全校生徒の皆さん。

たった今突破されたセキュリティ３は
マスコミによるものです。

安全は確認出来ましたので落ち着いて
お昼休みを過ごして下さい。

繰り返します＿＿...」

慌てず、ゆっくりと話す。

お昼の食堂の混み具合は尋常じゃない。

そこで急に危険を知らせるアナウンスが鳴れば

人が押しつぶされ圧死してもおかしくない。

だから、生徒達の落ち着きを取り戻す為に、

できる限りゆっくり...

「＿落ち着いて昼休みを過ごしてください。」

放送を切り、職員室へ向かう。

ここでも決して焦ってはいけない。

『あ、会長！ありがと助かったー！！』

『人多すぎて潰れるとこだったわ〜』

『まさかマスコミとはね！』

『俺まじちびるかと思った』

２、３年が歩きながら帰るのを見て

どうにか放送が功を奏したと分かり安堵した。

それよりも気になるのが

「(マスコミなんかがバリアを突破できる...？)」

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