会長の出番!! ページ32
＿
次の日。
「...何だあれは」
校門の前に群がる人、カメラ、音声機材。
［あ！！生徒会長が来たぞ！！］
その言葉１つで磁刻の周りに
人間達は集まった。
［オールマイトの授業、受けられましたか！？］
［オールマイトの教師就任の提案は
会長からだと言う話は本当ですか！？］
［オールマイトは＿＿］
オールマイト、オールマイト...
その言葉ばかりの質問に嫌気がさす。
「ここは高校。
取材を行うならばアポを取って下さい。
今すぐここから立ち退くのであれば
警察には通報致しませんが
これ以上本校の生徒に危害を加えるのならば...
分かりますよね？」
そう言うとさっきの群がりが嘘のように去って行く。
「...警察に日和るくらいなら来んなばーか」
相澤「そんな事生徒会長が言いません。」
「あだっ」
去って行くマスコミを横目に校門を潜ろうとするとマスコミの対処に来たのか
イレイザーヘッドとプレゼントマイクが立っていた。
小言を口に出すと
相澤の持っていたバインダーで頭を小突かれた。
相澤「...ありがとうな。マスコミの対処。」
「まぁ...これでも生徒会長なので。」
マイク「かっこよかったぜ!!!!
このツンデレ会長め!!」
うりうりと頭を撫でられる磁刻。
その顔は若干嫌そうだが心地良さそうである。
「強めに言ったけど...
もしかしたらまたマスコミの波が来るかも。」
相澤「そんときは教師陣でどうにかするさ」
俯き気味にそう答える磁刻に
今度は相澤が優しくその頭を撫でた。
マイク「さァ急がねえと遅刻しちまうぞ！
あとは任せて急げ！！」
「ありがとうひざしクン」
何か言いたそうにしているマイクを横目に
磁刻は走り出す。
相澤「待て磁刻」
「...ハイ」
相澤「HRが終わったら職員室に来い。
昨日のヒーロー基礎学の件...
分かってるな？」
やはり怒られる運命にあったらしい
＿
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りすりす(プロフ) - おもしろいですね！！！！！ (2023年4月17日 21時) (
レス) id: 29c9374dda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ままま | 作成日時：2023年4月5日 10時
