不器用な男 ページ12
＿
相澤「コイツの本気であるかは置いといて
君らにもこれだけの成長の見込みがあると言う事だ。」
輝く眼差しは何とも新入生らしく
夢を見る子供そのものだった。
私を呼んだのは夢を見させる為？
もしそうであるならなんと非合理的だろう。
相澤「だがこの裏には並々の人間には出来ない
底知れない努力がある事を知っておけ。
誰も努力無しにヒーローにはなれん。」
次は煽か？何を目的としているのだろう。
相澤「そこで、明日から始まる授業、
"ヒーロー基礎学"に彼女も同席してもらう。
と言っても君らを見る、いわば教師だ。」
ヒーロー基礎学...？
ヒーロー科１年の頃のみにある特別教科である。
座学より実技形式で学ぶ事が多い。
相澤「彼女から盗めるものは"全て"盗め」
同年代だから分からない事も聞きやすいだろう？
それだけ言うと今日は以上だと
そそくさ帰って行ってしまった相澤。
3年はほぼインターンで仕事慣れをしながら
ヒーロー免許取得に向けての勉強。
正直に言って
"ヒーロー免許を持った私には暇が過ぎる"
それを考慮した相澤がこの様な機会を作ったのだと理解すると
ふっと笑いが込み上げた。
「(気遣いが不器用過ぎる...)」
(((((ホホエンダ....!?!?!?)))))
＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 17人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りすりす(プロフ) - おもしろいですね！！！！！ (2023年4月17日 21時) (
レス) id: 29c9374dda (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ままま | 作成日時：2023年4月5日 10時
