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「レベルと言っても、
単純な呪力の総量だけじゃないし。」
「狡猾さ。知恵をつけた獣は、
時に残酷な天秤を突きつけてくる。」
その天秤で自分を犠牲にした結果
死んだ呪術師を何人と見てきた彼女は語る。
五条「そう。命の重さを賭けた天秤をね。」
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五条「お?」
廃ビルから飛び出してきた呪霊を
焦ることなく見上げる五条と榊原に対し
伏黒「祓います。」
さっと立ち上がり先頭体制に入る伏黒。
五条「待って。」
「.......」
それを五条は止めた。
こんな低級呪霊そんな焦ることないのに。
榊原は組んでいた足を解き
ゆっくりと地面に降り立った。
「そろそろかな。」
上を見上げれば
散りになって消える呪霊。
五条「いいねぇ。ちゃんとイカれてた。」
ニコニコと五条も上を見上げていた。
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作者名:まと@sen_mato__ | 作成日時:2021年1月2日 14時