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「我慢出来ないかも、俺」
「オムライス冷めちゃうよ?」
「チンすればよくない?それとも、Aはオムライスの方がいい?」
「ううん…………敬浩がいい。もっと、チューして?」
本当はオムライスなんてどうでもいい
早く敬浩さんでいっぱいにして欲しい
何も、誰の事も考えられないくらい敬浩さんで私を埋め尽くしてよ
私が好きなのは、敬浩さんなんだから。
「もっとして欲しいの?チューだけでいいの?」
「………チューだけじゃ、やだ」
「A、マジで超可愛い」
目尻を下げて微笑む敬浩さんは、さっきよりも激しいキスで私の興奮を高まらせる
体が抱え上げられ、ストンと降ろされたベッドの上
「A、可愛い」
「A、すげぇ気持ちいい」
「A、大好き」
身体だけじゃなく、私の心も包み込むように言葉で喜ばせてくれる
「敬浩……………たかひ……ろ」
大好きだよ。
.
.
逞しい腕に頭を乗せて、敬浩さんの整った綺麗な寝顔を眺めながら幸福感で満たされる
敬浩さんは、どこにも行かないでね?
ずっと、そばに居させてね?
敬浩さんが居れば、他になにもいらないから。
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作者名:taka | 作成日時:2016年3月17日 18時