私のヒーローてひょんくん

てひょんくん.36 ページ36

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ジミン『千里ちゃん、もしかして暑いの苦手？』



「そうみたいです…」



ジミン『毎年体育祭は休んでたもんね〜』



保健の先生だから欠席者の名前がまわってくるんだよ！って聞いてもないのに教えてくれる



「ジミン先生、暑いです」



力が入らなくてジミン先生に頭を預けると
嫌がらずに頭を撫でてくれる



ジミン『日陰とか少しでも涼しいところいるといいよ。ちょくちょく氷あげるから、辛かったら言って？』



ふわって笑いかけてくれるんだけど
ごめんなさい、頭がぼーっとしてる私には餅にしか見えないです




「先生だけ、お餅食べててずるい」



ジミン『へ？お餅って、ちょっ…！』



食べるようにお餅みたいにふっくらとした
唇に自分の唇を当ててあむあむとお餅(ジミン先生の下唇)を食べるけど




意識が段々と遠ざかっていって
そのままジミン先生の胸に倒れ込んでしまった







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テテ『＿＿＿＿＿＿ジミナ、なにしてんの』





てひょんくんがこれを見てたことは
私は知る由もなかった

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