私のヒーローてひょんくん

てひょんくん.33 ページ33

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「痛い！痛いって！！」



荒々しくドアを開けてリビングまで連れていかれたと思ったら急に止まるからてひょんくんの背中にぶつかる



「いったぁ、、」



テテ『やだ』



「え、なに？」



テテ『俺やだ』



背を向けたままやだしか言わないから
てひょんくんがよく分からない



「嫌ってどういうこと？ねえ、てひょっ、」



テテ『千里はユンギヒョンが好きなの？』



くるっと体を反転したかと思ったら勢いよく抱きしめられて、てひょんくんの低い声が耳を掠める



「ユンギさんは私の命の恩人だよ。好きだけど…」



テテ『男の人として？』



「ん〜？尊敬の意味だよ」



テテ『ほんと？ウソじゃない？』



「ユンギさんは私にとって、お父さん？みたいな感じだよ」



テテ『!!!!!』



勢いよく離されたと思ったら嬉しそうに笑ってるてひょんくん



テテ『そっか！ならいいや〜♪』



「、、、。」



てひょんくんってやっぱりよく分かんないや




テテ『やった〜、やった〜、うれしいなぁぁぁ』



家の中スキップしてご機嫌そうに歌歌ってて
幸せそうだから、まぁいいや笑

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