私のヒーローてひょんくん

てひょんくん.22 ページ22

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「ゴホッ、ゴホッ」


案の定次の日風邪ひきました
マスクして冷えピタ貼ってうなされてます



「てひょんくん、学校」


テテ『千里が弱ってるのに1人にするわけないでしょ！治るまでバイト休み！！』



丸一日てひょんくんが付きっきりで看病してくれるんだけどさ



テテ『ガオガオ怪獣だー！』



テテ『むかーし、むかし、1匹のライオンさんがいました。』



沢山ライオンの人形を出してきて私のお腹の上でお遊び始まるし、絵本の読み聞かせ始まる



テテ『ふふっ、それでライオンさんは、』



てひょんくん笑っちゃってて話入ってこないんですけど、、



テテ『お粥作ったよ！食べれる？』



ほんとにそこら辺掴めないんだけど
しっかりやることはやってくれる



テテ『熱結構下がったね。明日は学校行けるかな？あ、明日も安静にするためにバイトは休むんだよ』



「てひょんくん、しっかりしてるね」



いつもふわふわしてるくせに
しっかりしてるんだ、って意外な一面



テテ『バカにしないでよ〜』



テテ『今日はソファで寝るね』


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テテ『ん？どうしたの？』



私の頭を優しく撫でて立とうとするてひょんくんの腕を無意識に掴んでた

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