私のヒーローてひょんくん

てひょんくん.12 ページ12

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ユンギ『ほんと仲良しなんだな笑』



「まぁ、色々あって…」



私とユンギさんの目線の先には
コーラを美味しそうに飲んでるてひょんくん




テテ『バイト終わり1人だと危ないでしょ？帰り道、迷子になっても困るし！』



って理由で付いてきてくれたらしい



『おひとりですか？一緒にお茶しませんか？♡』



それはいいんだけど、てひょんくんかっこいいから逆ナンされててこれで5組目



テテ『ごめんなさい、俺可愛い可愛い女の子待ってるんで』



この決まったセリフを言ったあとチラッと私を見る




お願いだから、よいしょするのやめて
可愛くないからね？



ユンギ『客いなくなったし、少し早いけど上がりでいいぞ。今日はオムライスな』



ユンギさんの手には2つのお皿



ユンギ『待ってたテヒョンも食べてけ』



テテ『ヒョン！！』



目キラキラさせて、ヒョンだなんて調子がいいてひょんくん



コーラも出してくれて美味しくご飯を食べててひょんくんと一緒に帰る



「てひょんくん、そういえば明日から学校」



テテ『あ、忘れてた』



「そう言えば、てひょんくん何組なの？」



テテ『俺2年1組。千里は？』


「2年7組。階別なんだね」



通りでてひょんくん見たことなかったんだ


うちの学校1組〜8組まであって
4組〜8組だけは1つ上の階になってる



テテ『そっか、学校いったら千里に会えなんだ』



シュンって残念そうな顔する
そんな顔されたらこの世の女子はみんなコロって落ちそう




「てひょんくん、おやすみ」



テテ『明日起きてね』



「…頑張ります」

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