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茉「よーし、復帰。

じゃ、紙寄こせ」

「切り替え早いな」

丘「何故命令形」

魔「ツッコミ所多いな…」

本当にその通りだと思う。

この前茉林と2人になって会話していたら、もう何か漫才みたいになったからね。

茉「はい、取ってね」

未「あっ重…にゃん」

光「付け忘れ多いね…」

というか語尾に「にゃん」ってつけるのすでに慣れている気がするのだが…。

朱「…ん?」

朱斗の方を見ると、もう早速プレゼントを見ていた。

黎「何だ?それ」

朱「お守り、か」

霊「あー…私ね」

魔「お守り…?」

霊「ええ、それは加護の効果があるわ。若干未悠の奴と被っているけれど…」

霊夢らしいっちゃ霊夢らしいプレゼントだ。

一応この神社の巫女だからね。

朱「ふーん…サンキュ」

素っ気ない返事をした朱斗は、お守りをポケットにしまおうとした。

けど、途中で手を止めた。

丘「どうした?」

朱「何か…入ってる?」

「え?霊夢なんか入れたの?」

霊「…そういえば、お守りの中に500円入れてたような…」

黎「何で金入れたんだよ…」

朱「あ、本当だ」

そう呟いた朱斗の手には、すっごい綺麗な(おそらく新しい)500円玉が輝いていた。

光「凄い綺麗…」

茉「うん…よくこんなの持ってたね」

霊「あー、この神社のお賽銭箱の中に入ってたのよ」

「え…」

よくこんなの入れようと思ったな…。

そんなに霊夢に感謝していることがあるのだろうか。

朱「使うか分からないけど貰うわ」

霊「…どーぞ」

いや使うか分からないのかよ。

せめて貰ったんだから使えよ。

茉「未悠のはー?」

未「これだにゃん」

「…何それ?」

朱「…あ、それ俺だわ」

未「団子か?にゃ?」

朱「あぁ、近くの人里で買ってきた」

魔「それどうなんだ…」

買うのはどうなんだ、ということを魔理沙は言いたいのだろう。

私も結構アウトラインギリギリだと思う。

未「…まぁ、いいんじゃないかにゃん?」

…考えてみれば、持ってこないよりかはマシか。

霊「じゃあ最後、茉林ね」

茉「これだよ!」

光「クッション?」

丘「え、魔理沙って裁縫できんの?」

確かに意外だ。

魔「失礼だな。私だってやろうと思えばやれるんだぞ?」

霊「どうせアリスにでも教わったんでしょ?」

魔「……」

霊夢の一言で黙り込んだ魔理沙。

図星だろう。

そういえばアリスって人形使いだった。

茉「でも凄い実用性ある!ありがと〜!」

魔「どういたしましてー」

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雪夢(プロフ) - エリナさん» はいありがとうございます (2018年10月19日 19時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - わかった消します (2018年10月19日 19時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - 雪夢さん» 凄いなぁ… (2018年10月15日 20時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - エリナさん» とりあえず気合で() (2018年10月15日 20時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - 先生質問です!どうやったらそんなに早く更新出来るんですか? (2018年10月15日 19時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪夢 | 作成日時:2018年9月25日 21時

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