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少しして、茉林が色んな袋を持って帰って来た。

茉「自分の番号の奴取ってね」

光「…軽い」

霊「あ、意外と重い」

黎「えっどれ?」

丘「こ、これ」

もう丘人も笑っちゃってるじゃん。

まぁどうでもいいんだけど。

…早速、皆袋の中身を見ている。

光「おー!」

光都が嬉しそうに声を上げた。

手に持っているのは、松ぼっくり…?

光「かわいい…」

茉「何、これ?」

丘「あー…それ、俺のだ」

魔「マジ?」

茉「凄いね…」

思ったのだけれど…。

意外とここにいる男子って女子力高くないか?

こいつらモテるぞ…(謎の確信)。

霊「よく思いついたわね…」

光「松ぼっくりでミニクリスマスツリーなんて凄いね…!」

光都の目が輝いているぞ。

(色んな意味で)丘人凄いな。

茉「次ー…霊夢のは?」

霊「私はこれよ」

霊夢が袋から取り出したのは、クリスマスリース。

…あ、これ私が作ったものだ。

魔「クリスマスリース、か?」

霊「多分そうね」

茉「これは誰が作ったの?」

「私」

丘「あー…何か分かる」

未「Aはこういうの作りそうだもんな」

反応薄っ。

今ならさっきの茉林の気持ち分かるわ。

光「黎のは何?」

いや移るの早いな。

もう一瞬で終わったじゃん。

まぁいいんだけど。

黎「俺のはこれ」

茉「ストラップ?」

黎「分からん。そうなの?」

丘「ストラップ、だな」

未「あぁ…」

「未悠が作った奴?」

未「そうだ」

雪だるまを模したストラップのようだけど…。

微かに魔力を感じる。

「…魔力込めた?」

未「…まぁな」

霊「え、どういうこと?」

未「この間たまたま落ちていたストラップの形を整えて、少し魔力を加えて作った」

丘「今までで1番作り方凝ってそう」

というかたまたま落ちていたストラップの形を整えること自体難しいよ。

次元を超えているよ。

魔「魔力って、何のために込めたんだ?」

未「あぁ…それは“幸運”を呼ぶストラップなのだ」

黎「“幸運”?」

未「おそらく上手くいくと思うのだが…」

未悠はそう言うと、光線的なものを黎に飛ばした。

黎「!?」

あんなの喰らったら普通は怪我を負うはず。

…だが。

未悠が放った光線は、何かに弾かれた。

黎「…え?」

茉「これが効果?」

未「そうだ。そのストラップの効果は、低確率ではあるがストラップの所持者を守ることができる」

いや万能すぎませんかね。

次元を超えているよ。(2度目)

黎「すげぇな…サンキュ」

未「あぁ」

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雪夢(プロフ) - エリナさん» はいありがとうございます (2018年10月19日 19時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - わかった消します (2018年10月19日 19時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - 雪夢さん» 凄いなぁ… (2018年10月15日 20時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - エリナさん» とりあえず気合で() (2018年10月15日 20時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - 先生質問です!どうやったらそんなに早く更新出来るんですか? (2018年10月15日 19時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪夢 | 作成日時:2018年9月25日 21時

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