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第5話 ページ5

三人称視点

「…聞いたか?西では友軍が<十戒>に全滅させられたと」

「<黒の六騎士>とかいう魔神族にも相当苦戦してるって話さ」

光の聖痕(スティグマ)>が恩寵の光の周りに集まって、真剣な表情で話し合っている。

「魔神共め…!」

「ふん!でも数じゃボクら連合軍<光の聖痕>が勝っているんだ!!」

「魔神族なんぞ、全員血祭りにあげてやろうぜ」

そう強がっている巨人族や妖精族に対し、複雑な表情で座っているメリオダス。

ロ「ヒュ〜〜♪まるで鉄の塊だ」

そう言ってメリオダスの剣をゴンゴンと叩くロウ。

メ「ロウ…」

ロ「それにしても…まるで針のむしろだな」

そしてメリオダスの隣に腰掛ける。

ロ「…あんた魔神族だろ?

魔神族と()りあってた時の魔力といい、そんなバカでかい剣を片手で軽々振り回せる子供(ガキ)がどこにいるよ?」

メ「……驚いたか?」

ロウの方を向き、笑顔でそう言うメリオダス。

ロ「そりゃ驚くさ。魔神族と女神族が共闘してるなんざ、前代未聞だろ」

メ「…そうだよな」

ロ「…だけど俺には分かる

あんたはいい奴だってな」

鋭い目を和らげて、メリオダスに微笑みかけた。

メ「…魔神族(みうち)からすりゃ、オレはとんだ大悪党さ」

ロ「……聖戦の決着はどうつくのかな」

2人共同時に、空を見上げる。


メ「…戦争に(いい)(わりぃ)もあるかよ」

ロ「………だな」

少し間を開け、少し悲しげな顔でロウは言った。

ロ「でもよメリオダス、1コ確かなのは__

今俺達は仲間ってことだ!」

メ「…おう」

そう2人で微笑みながら、拳をぶつけた。

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雪夢(プロフ) - エリナさん» はいありがとうございます (2018年10月19日 19時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - わかった消します (2018年10月19日 19時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - 雪夢さん» 凄いなぁ… (2018年10月15日 20時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - エリナさん» とりあえず気合で() (2018年10月15日 20時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - 先生質問です!どうやったらそんなに早く更新出来るんですか? (2018年10月15日 19時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪夢 | 作成日時:2018年9月25日 21時

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