第20話 ページ20
茉「メリオダス!エリザベスの加勢を…!」
メ「ダメだ!オレの魔力じゃ相殺しちまう…!」
メリオダスは悔しそうな表情を浮かべながら、拳を握り締めた。
サ「押されているな…」
タ「当然じゃな〜〜い、
リ「フン…これ以上の茶番には付き合えん」
リ「サリエル!タルミエル!今の内に我らで<十戒>を始末する!!」
傷も完全回復している2人を見て、リュドシエルは言った。
エ「ダメ!やめてリュドシエル!!」
魔力を溜め始めたリュドシエルに、エリザベスは声を上げる。
だがリュドシエルの作戦は、ある1人の人物によって崩された。
リ「!?」
茉「いつの間に!?」
丘「メ…」
「「メリオダス!!」」
そんな声を聞き流した後、メリオダスは怪しく笑った。
メ「オレに任せろエリザベス」
邪魔するメリオダスを見て、眉間にシワを寄せるリュドシエル。
エ「メリオダス…ありがとう…!」
そうお礼を言うと、エリザベスはインデュラを優しい瞳で見つめた。
エ「ごめんなさいなんて、私には言う資格がないかもしれない…
私のせいで…貴方達の仲間が死んだも同然なんだから…
…それでも……」
サ「何を仰るのですかエリザベス様!仇敵である魔神族に情けなど無用!!」
タ「その通り、魔神族のどこに救う価値があるのです〜〜?」
エ「ならその価値は誰が決めたの?誰が決めていいものなの?」
サ・タ「………」
エリザベスの言葉に、唖然とする2人。
エ「朝の光も夜の
人間に
巨人族に
妖精族に
女神族に
魔神族に……」
最後の一言を聞いたメリオダスが、何故か悲しそうな顔をした。
リ「御託はもういいっ!!あの方は決してお許しにならんぞ!!!」
リュドシエルが眉間にシワを寄せたまま怒鳴った。
エ「私は…誰に許しを乞うつもりもありません!!」
それでも怯まず、大量の汗を流しながら反論をするエリザベス。
リ「サリエル!タルミエル!さっさと来い!我ら3人でメリオダスもろとも<十戒>を討つぞ!!」
そう声をかけられ、上へ移動する2人。
サ「やるか」
タ「オッケ〜」
楽しそうに笑い、そう会話すると、
エリザベスの加勢を始めた。
リ「!?お…お前達、何を!?」
サ「何って見りゃ分かるだろ、
タ「私達は私達の意志で動かさせてもらいます〜〜」
メ「エリザベス、いけーーー!!!」
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雪夢(プロフ) - エリナさん» はいありがとうございます (2018年10月19日 19時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - わかった消します (2018年10月19日 19時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - 雪夢さん» 凄いなぁ… (2018年10月15日 20時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - エリナさん» とりあえず気合で() (2018年10月15日 20時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - 先生質問です!どうやったらそんなに早く更新出来るんですか? (2018年10月15日 19時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪夢 | 作成日時:2018年9月25日 21時