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第19話 ページ19

茉「ねぇメリオダス…エリザベスと対峙している化け物は何…!?」

メ「<十戒>が自分(てめえ)の心臓6つを犠牲に転化した姿――インデュラだ」

茉「あ…あれが<十戒>!?」

丘「インデュラ…?」

<十戒>にあんな奴いたのだろうか、という程原型が分からなくなっている。

それに、他の<十戒>がいなくなっている。

メ「ああなったが最後、奴らは死ぬまで破壊を続けるぞ!!」

だから<十戒>もいないのか…。

多分インデュラになると、敵、味方関係なく攻撃するようになるのだろう。

茉「そ…そんな…!なんとかして止めなきゃ!!」

メ「止める方法があるとすれば――

あいつらが残りの心臓を燃やし尽くし死ぬのを待つか」


三人称視点

リ「いいところに来られました!共に力を合わせ、この醜い獣どもを討ちましょう!」

エ「救います」

リ「んな…」

真剣な表情でそう言ったエリザベスに、リュドシエルは顔を歪めた。

すると突然、エリザベスの瞳に刻まれている女神の紋章が光を放ち始めた。

それに威圧され、インデュラ達は少し後ずさる。


茉「わっ…!」

丘「何だ、この魔力の量…!」


エリザベスは光が治まった後、手を前に出した。

エ「“光あれ”」


そう唱えると、魔力で出来た塊がインデュラへ突き刺さった。

リ「エリザベス様正気ですか!?<十戒>(こいつら)に救う価値などない!!

<十戒>(こいつら)を殺せば女神族(われわれ)にとって…いや、他種族にとっての脅威も減るのです!!

ひいては聖戦の終結に一歩近づくのですよ!?」

インデュラを救おうとするエリザベスを説得しようと必死に口説く。

だがそんな言葉を気にも留めずに、エリザベスは魔力を放ち続けた。

すると、インデュラが声を上げ始めた。

そしてどんどん禍々しい姿に変わっていく。


丘「あれ、って……?」

茉「もはや原型がないよ…」

メ「…あいつらの中の闇がエリザベスの光に必死に抵抗しているんだ。


……押し戻されるぞ…!!」


エ「私は…諦め……ない…!!」

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雪夢(プロフ) - エリナさん» はいありがとうございます (2018年10月19日 19時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - わかった消します (2018年10月19日 19時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - 雪夢さん» 凄いなぁ… (2018年10月15日 20時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - エリナさん» とりあえず気合で() (2018年10月15日 20時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - 先生質問です!どうやったらそんなに早く更新出来るんですか? (2018年10月15日 19時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪夢 | 作成日時:2018年9月25日 21時

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