第9話 ページ10
霊夢視点
魔「はぁ…はぁ…」
霊「体力と魔力、共に限界が近いわね…」
魔「あぁ、こりゃヤバいぞ…」
?「うっ、寒〜い…」
霊「?」
魔「どうしたんだ、霊夢」
霊「いや、今声が聞こえた気が…多分気のせいね」
チ「またお喋り?ナメてんの?」
?「…戦って、る?ちょっと天候操ってあげようかな…」
?「っ……」
A視点
「!?」
私が驚いたのは、さっきよりも強大な魔力だった。
「…神器出しとこう」
神器は、私の武器の様なもの。髪ゴムについていたストラップだ。
霊夢視点
?「“天候:晴”」
魔「なん、だ?急に晴れてきて…」
霊「…分かんないけど、これで少しは動きやすくなりそうね」
魔「あぁそうだな!こっから逆転すっぞ」
チ「は、晴れた!?…まぁいいや。天気が変わってもあたいの勝ちは変わらないし」
魔「そうか?」
魔「スペルカード発動!」
魔「魔符「ミルキーウェイ」」
霊「スペルカード発動!」
霊「霊符「夢想妙珠」」
チ「いたた…」
魔「よし、当たった!」
チ「…まさかこれで本気とか思ってないよね?」
霊「魔力が…増した…?」
魔「私でも分かる、この威圧感…」
チ「じゃああたいも本気出しちゃお〜」
霊「さっきよりも動きが速い!」
魔「全然見えねぇ…」
チ「スペルカード発動」
チ「氷符「アルティメットブリザード」」
魔「クソ…冷たいし痛いし…」
霊「ヤバいわね…」
?「あれ、押されてる…!?」
?「どんだけ強いのあの妖精…」
A視点
「はぁ、はぁ…疲れたー!」
結構近くまで来たが、徒歩で来たのが悪かったのか、凄く体力が消耗される。
だが、きっと霊夢達は戦っている。それを考えると、こんなことで止まっていられなかった。
「あともう少し…頑張ろう」
そして私は、もう一度走り出した。
霊夢視点
魔「もう…魔力が…」
霊「私もよ…」
チ「ちょっと本気出しただけでこれ?」
魔「っ…(馬鹿なクセに…!)」
チ「もう、終わらせるね」
チ「スペルカード発動」
チ「氷符「パーフェクトグレーシェリスト」」
魔「くッ…」
「…“
チ「えっ……!?」
「ま、間に合ってよかった…」
あの後、前よりも強い魔力を感じたから猛ダッシュで来たのだ。
魔「お前、Aかよ…!?」
「いや、そうだけど」
霊「あんた、その剣って…」
「あぁ、髪ゴムについてた…」
ガサッ
突然、草が動いた。
「誰っ…!?」
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雪夢(プロフ) - うんうん、まさか2000行くとは思わなかった… (2018年7月18日 15時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
結月(プロフ) - 2000hitしてる! (2018年7月17日 20時) (レス) id: 1145810129 (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - 本当?!ありがとう!! (2018年7月7日 12時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
masanyan(プロフ) - すごく面白かった(≧~≦))風花 雅恵 (2018年7月6日 22時) (レス) id: 6b6372143f (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - ありがとー (2018年6月24日 16時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪夢 | 作成日時:2018年4月22日 13時