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第41話 ページ48

未「分かっている」

黎「え、えーと…とりあえず、攻撃すればいいんだよな?」

「そう」

鈴「スペルカード発動」

鈴「惑視「離円花冠離円花冠(カローラヴィジョン)」」


黎「!!」

攻撃は全て跳ね返った。

未「“完全な立方体(パーフェクト・キューブ)”」

鈴「く…何故!」

未「いかなる攻撃も跳ね返す立方体の結界を張った。それだけだ」

黎「あ、なるほど!」

鈴「…そっちもバリアが使えるのね」

私は黎に合図した。

何か攻撃をしろ、と。

伝わったのかは分からないが、黎は小さく頷いた。

黎「…“無慈悲な太陽(クルーエン・サン)”!!」


黎が手を挙げ、魔力をこめると、巨大な熱の玉が出てきた。

黎はそれを相手の方へ飛ばした。

鈴「スペルカード発動」

鈴「「幻朧月睨(ルナティックレッドアイズ)」」


相手の技と熱の玉がぶつかった。

それと同時に、黎は叫んだ。

黎「“炸裂する傲慢(プライド・フレア)”!!!」


すると、熱の玉は爆発したのだ。


そして、相手は倒れた。

黎「た、倒した、のか…?」

未「あぁ、倒したらしいな」

「私何もしてないじゃん」

ただ最初に相手に神器を振っただけだ。

未「いいだろう?解決したのだから」

「まぁ…」

黎「というか、俺達どこに行けばいいんだ?」

未「博麗神社、という神社が集合地点になっている」

黎「神社、なのか?」

「そう」

黎「なんで神社なんだよ…」

そんなの知らない。

未「知らん。というか、早く戻るぞ」

「…うん」

黎「?どうした?」

「あ、いや、なんでもない」

…視線を感じる。

後ろをチラ見してみるが、やはり誰もいない。

気のせい、だろうか?

そう思った瞬間。

何かが腕に刺さった様な感覚がした。

私はバランスを崩し、地面に座り込んだ。

未「大丈夫か、A…?」

「多分…いや、大丈夫じゃないかも」

私は腕を見てみる。

だが、何も刺さっていなかった。

「あれ…」

黎「何が起きたんだ?」

「さっき、腕に何かが刺さった様な…」

もう1度、後ろを見てみる。

でも、先程と同じように、誰もいない…。

なんなんだ?

「…ま、いいや。帰ろう」

未「あ、あぁ」

そして私達は、神社への道を歩きだした。



メ「…上手くいったわね」

メ「この方がよっぽど効率がいいわ」

メ「ふふ…楽しみね」

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雪夢(プロフ) - うんうん、まさか2000行くとは思わなかった… (2018年7月18日 15時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
結月(プロフ) - 2000hitしてる! (2018年7月17日 20時) (レス) id: 1145810129 (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - 本当?!ありがとう!! (2018年7月7日 12時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
masanyan(プロフ) - すごく面白かった(≧~≦))風花 雅恵 (2018年7月6日 22時) (レス) id: 6b6372143f (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - ありがとー (2018年6月24日 16時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪夢 | 作成日時:2018年4月22日 13時

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