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第40話 ページ47

A視点

未「ん…」

未悠は不思議そうな顔をしていた。

「どうした?」

未「殺気が強まっている…」

「え」

本当に2人でよかったのか…?

未「メンバーはまだ全員揃っていないのか?」

「そう。あと1人」

未「なるほど…」

あと1人が道端にでもいないかな…。

未「…あれ、誰だ?」

「何か見覚えあるなー…」

道に誰か倒れている。

見た感じ男子だと思うが…。


その人の所に行き、顔を見ると…。

未「こいつは…」

「黎…?」

黎「?…」

クラスメイトの、黎という人物らしきのは、目を開けた。

黎「おわっ!!」

「おわっ、って何…」

黎「なっ、何でお前らがいんだよ!?」

未「分からない。ただ、今急いでいるのだ」

黎「…何すんのさ」

「簡単に言うと、敵を倒しに行く」

黎「は!?」

凄い驚いていた。

未「あと、お前も来い」

黎「いや何言ってんだよ!急にそんなこと言われても何もできねぇよ!」

「とりあえず目的地行きながらこの本読んで」

黎「はぁ…?」

その後説明し、なんとか連れて行くことができた。


未「ここだな」

「殺気はどう?」

黎「殺気!?」

未「…変わらない、強いままだな」

「そう…」

黎「しかも強いって!?どういうことだよ!」

「うるさいな」

とても混乱している様だ。

未「というかここ、竹林だな…」

「うん…見通し悪いね」

ここは戦うには不向きな場所だ。

未「…妙だ…」

黎「なっ、何がだよ…?」

未「殺気が揺れている様なんだ。消えたり、強くなったり…」

「…相手が操作してるのかもよ」

波長を操る能力。

そういうようなものだろうか。

?「当たりですよ」

そう、後ろから聞こえた。

だから反射的に神器を振ってしまった。

?「おっと…いきなりの攻撃。バリア張っといて正解でした」

バリア…?

この相手、バリア張れるのか。

黎「誰だ…?」

鈴「名乗った方がいいですかね?」

未「あぁ」

鈴「分かりました。私は鈴仙・優曇華院・イナバと言います」

黎「名前長いな…」

鈴「周りの人からは優曇華と呼ばれています」

この相手、妙に礼儀正しいな…。

鈴「…って、今から消えてもらう人達に自己紹介しても意味ないか」

そう呟いてから、相手はレーザーの様なものを撃った。

未悠と同じタイプか…?

未「大丈夫か、A」

「うん、当たってないからね」

黎「お前あの近距離で避けれるんだな…」

未「反射神経いいからな」

黎「あぁ、確かに」

「…油断しないでね」

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雪夢(プロフ) - うんうん、まさか2000行くとは思わなかった… (2018年7月18日 15時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
結月(プロフ) - 2000hitしてる! (2018年7月17日 20時) (レス) id: 1145810129 (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - 本当?!ありがとう!! (2018年7月7日 12時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
masanyan(プロフ) - すごく面白かった(≧~≦))風花 雅恵 (2018年7月6日 22時) (レス) id: 6b6372143f (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - ありがとー (2018年6月24日 16時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪夢 | 作成日時:2018年4月22日 13時

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