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第35話 ページ41

全員神社へ帰宅

神社にて

光「疲れた…」

茉「もう魔力がすっからかんだよ…」

未「で、負傷者は出た?」

「怪我した人、手挙げて」

手を挙げたのは、4人。

光都、丘人、朱斗、茉林だ。

茉「まぁ傷って言っても、ほんのちょっとのかすり傷だけどね」

光「私も…」

丘「…あっ、そうだ」

丘「“霊槍シャスティフォル 第八形態「花粒園(パレン・ガーデン)」”」

丘人は残った少しの魔力を使って、ドーム型の緑の膜を張った。

朱「なんだこれ…」

未「花粉で作った物らしいな」

丘「あぁ。この中にいると傷の痛みを和らげるらしいぞ」

茉「え、じゃあ傷を完全には治せないってこと?」

丘「そうなんだよな」

魔「それってどうなんだよ…」

霊「いい方なんじゃないの?痛みを和らげられるんだから」

魔「あぁ、そうか」

光「あれ、でも…」

光都が見ていた先は、傷。

なんと傷が治ってきていたのだ。

朱「治癒はできなかったんじゃないのかよ…?」

…私と同じだ。

私の場合は“カウンター・バニッシュ”だが、本に載っていた効果よりも強化された技だった。

一体、何故…

茉「A、そんなに難しい顔してどうしたの?」

「…いや、ちょっと考え事してただけ」

茉「あぁ…」

「あ、そういえばさ、茉林って天候操れるんだよね?」

茉「うん。でもそれにはかなりの魔力が必要なんだよね…」

茉林もだ。

本には載っていない技を使える。

光「なんでそう思ったの?」

「丘人の今の技と私の技は本に載ってる効果と違くて、茉林の天候を操れる技はそもそも本に載ってないんだよ。それが疑問になって…」

朱「…まぁ、本が全てって訳じゃねぇし、そういうことだってあんじゃねぇの?」

確かに、朱斗の言っていることは正しい。

「…そうだね」

こんな風に話をしていると、

未悠が驚いた様な顔をした。

同時に、霊夢も同じ様な表情をした。

魔「どうしたんだよ、2人して」

霊「…殺気よ」

未「しかも、3個ね」

丘「は…!?」

光「3個ってことは…暴走化している人が3人もいるってこと…!?」

霊「えぇ、そうよ」

茉「じゃあチーム分かれよう」

朱「まず2人チーム」

丘「もうAと未悠でいいんじゃねぇか?」

未「私はいいぞ」

「私も」

光「丘人と朱斗は一緒にした方がいいと思う。気が合うし」

魔「そこに私入るぜ」

霊「じゃあ残りの私と光都と茉林でチーム決定ね」

魔「あ、場所どこだ?」

霊「アリスの家の方よ」

魔「分かった」

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雪夢(プロフ) - うんうん、まさか2000行くとは思わなかった… (2018年7月18日 15時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
結月(プロフ) - 2000hitしてる! (2018年7月17日 20時) (レス) id: 1145810129 (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - 本当?!ありがとう!! (2018年7月7日 12時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
masanyan(プロフ) - すごく面白かった(≧~≦))風花 雅恵 (2018年7月6日 22時) (レス) id: 6b6372143f (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - ありがとー (2018年6月24日 16時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪夢 | 作成日時:2018年4月22日 13時

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