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第26話 ページ31

A視点

光「殺気っていうことは…また暴走化?」

霊「そうかもしれないわね…」

光「これも黒幕がやってるんだよね?」

「多分そうだけど…アニメの方では暴走化なんてさせること出来てなかったんだよね…」

霊「今は現実よね。だからアニメよりも強化されてここの世界に来てるんじゃないの?」

「あ、なるほど」

光「確かにそれはあるね」

霊「というか、こんなお喋りしてる暇なんて無いのよ!」

「殺気はどう?変化ある?」

霊「だんだん、少しずつだけど強まってる感じがするわ…」

光「完全に浸食される前に助けないと!」

「そうだね」

そして、急いで向かった。


霊「…?」

「どうした?霊夢」

霊「殺気が消えたわ…」

光「えっ!?」

霊「おかしいわね…確かにここら辺なはずなのに…」

「もしかして…こっちに気付いてわざと殺気を消したとか…?」

?「…あっ、霊夢」

霊「えっ…?妖夢?」

妖「そうだけど…なんでそんなに困惑してるの?」

霊「あ、あぁいや、なんでも…」

「……」

私は違和感を感じた。

霊夢が殺気を感知したのは、人が滅多に通らなそうな、高い木ばかりの暗い森だった。

そんな所に1人だけで、なぜこんな森に来たのだろうか。

まさかこの人が――

「…あの、ちょっといいですか」

妖「うん、何?」

「なんでこんな所に1人だけで来たんです?」

妖「用事でここを通っただけだよ…?」

「でも、普通の人ならこんな所、通り道として使わないと思うんですが」

妖「え…?」

「貴方…暴走化の被害者ですね…?」

妖「…」

霊「そんなことあるの…?」

光「あるよ…Aは勘が鋭いからね…」

妖「バレちゃ、仕方ないね」

その瞬間、妖夢が刀を素早く抜き、私を攻撃してきた。

だが私は間一髪の所で防いだ。

妖「おや、反射神経はいい様ですね」

私はそうですかとだけ答えて、妖夢を押し返した。

霊「まさか次のターゲットが妖夢だったなんて…」

光「知り合い?」

霊「えぇ。幻想郷は狭いからほとんどの人が知り合いなのよ」

光「これでも狭いんだ…」

妖「そんなに喋ってていいんですか?」

「…っ」

霊夢達を狙うと気付いていたが、妖夢の瞬間的な行動について行けなかった。

だが、その時。


妖「っ…」

妖夢の攻撃が何かの壁によって防がれたのだ。

霊「…何が、起きたの…?」

「まさか、次はあんたなんてね…!」

?「そうだけど、何か悪かった?」

「何も悪くないよ」

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雪夢(プロフ) - うんうん、まさか2000行くとは思わなかった… (2018年7月18日 15時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
結月(プロフ) - 2000hitしてる! (2018年7月17日 20時) (レス) id: 1145810129 (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - 本当?!ありがとう!! (2018年7月7日 12時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
masanyan(プロフ) - すごく面白かった(≧~≦))風花 雅恵 (2018年7月6日 22時) (レス) id: 6b6372143f (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - ありがとー (2018年6月24日 16時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪夢 | 作成日時:2018年4月22日 13時

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