幻想入りした大罪人

第19話 ページ23

光「呼んでみたら？」

茉「そうだね。 丘人〜〜〜〜！」

丘「…なんだ〜」

光「あっ、丘人だ」

丘「なんでお前らがいんだよ」

茉「分かんない」

「？」

丘「Aもいるのかよ」

「…これで4人目」

丘「もう意味分かんねぇ」

魔「…ちょっとパチュリーの所行ってくるぜ」

「あっ、私も行くよ」

魔「サンキューな」


茉「このクッション何？」

丘「知らない。でもこれ持ってから浮けるようになった」

光「何それ…」

霊「向こうの世界でもあったの？」

丘「いや、こっちに来てからこれ見つけた」

茉「じゃあ神社に戻ってから話聞こうか」

丘「神社？なんで神社なんだよ？」

光「私達の家だから」

霊「勝手に家にしないでくれる？」

茉「でも実際そうじゃん？」

霊「家じゃなくてせめて居場所にして」

光「分かったよ」

丘「神社が居場所とかおかしいだろ」

霊「悪かったわね」


「パ、パチュリー」

パ「…また来たの？これで何回目よ？」

「ごめんって…でも一日に何回もじゃないんだからいいでしょ？」

パ「それでも多いわよ…」

「そう…あと、今日は本じゃなくて、魔理沙を回復して欲しいの」

パ「分かったわ。でもちょっと時間かかると思うわ」

「うん。出た方がいい？」

パ「そうね。図書室の外で待ってて」

「分かった」

そして私は、出て行った。

魔「なんか、全部Aに任せちゃったな…」

パ「いいんじゃない？貴方は怪我してるんだし」

魔「あぁ…」


「お待たせ」

霊「あっ、魔理沙は大丈夫？」

魔「あぁ、すっかり元気になったぜ！」

霊「なら良かった」

茉「じゃあ帰ろう」


神社にて

「ふぅ、やっと着いた」

霊「まず知りたいのが…丘人のことね」

丘「俺？」

茉「うん。こっちに来る前の出来事だよ」

丘「あぁ、オッケー」



俺は友達に誘われて、山に行った。

そしてしばらく歩き、結構高い所に着いた。

そこで景色を眺めて、また歩き始めようとし、立った時。

「っ…！」

俺は足を踏み外して、落ちた。

そして俺は地面に頭をぶつけて、そのまま意識を失った。



茉「じゃあ、クッションはどこで拾ったの？」

丘「起きたら隣にあった」

光「起きた場所は？」

丘「山の近く」

魔「ふーん…」

「そうだ。丘人の魔力とか神器はこの本で見といて」

私は本を丘人に向かって投げた。

丘「分かった」

茉「っ…今なんか聞こえなかった？」

光「全然」

茉「人里の方から…」

霊「…ちょっと行ってみましょう」

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