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第10話 ページ12

?「うちだよー」

「まっ、茉林!?」

魔「ん?知り合いなのか?」

「うん、学校のクラスメイト」

草から出てきたのは、学校で一緒のクラスの、茉林という女子だった。

霊「学校、ということは…」

茉「いやーまさかAがいるとはね〜!」

魔「外来人か!?」

「なんで来れたの…?」

茉「うちもよく分かんない」

霊「そりゃそうよね、普通は向こうからこっちに移るなんてこと出来るわけないもの…」

「というか、この妖精は?」

魔「あぁ、チルノっていうんだ。さっきまで暴走化していたって霊夢は言うけど」

「暴走化してたの!?」

驚いた。まさか暴走化だなんて。でも、暴走化だったから強大な魔力が感じられたのか、と納得がいった。

霊「もうそろそろ起きると思うんだけど…」

チ「っ…?」

茉「あっ、ほんとだ」

チ「あたい…なんでこんな所にいるんだ?」

魔「なんでって、お前が来たんだろ?」

チ「…そうだっけな?というか、霊夢達、何しに来たんだ?」

霊「まさか…暴走化していた時の記憶が無いの?」

チ「暴走化…?」

「…チルノ、聞きたいことがあるの」

チ「いいけど…お前誰だ?」

「Aだよ。ここに来る前は、誰かに会ったりした?」

チ「んー、特に誰も…だけど、針みたいなのが腕に刺さった覚えはある。そこからの記憶は無いけど…」

茉「その針が関係ありそうだね」

魔「大妖精は一緒じゃなかったのか?」

チ「うん、今日は用事があるって言ってたから、遊べないんだよ」

「大体オッケー。ありがと」

チ「いいよ。じゃああたい帰る!」

霊「えぇ」

そう言ってチルノは、空へ飛んで行った。

魔「そういえば、戦ってる最中に急に晴れたけどよ、なんでだ?」

霊「私に聞かないでくれる?」

茉「それうちの仕業だよ」

「え、茉林がやったの!?」

茉「うん、最近天候を操れることが分かってきてね」

魔「それってチートじゃねぇの…?」

魔理沙の言う通りだ。天候を自由に操れるんだったら、戦いを有利に出来るじゃないか。

茉「いや、天候を操るためには莫大な魔力が必要になるから、使った後は魔力が凄い消費されちゃうんだよ」

「あぁ、なるほど…」

霊「というか、そろそろ神社に戻りましょう?」

茉「えっ、うちはどうすれば?」

「いいよ来て」

茉「良かったーありがと」

そして私達は、茉林を連れて神社へ戻った。

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雪夢(プロフ) - うんうん、まさか2000行くとは思わなかった… (2018年7月18日 15時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
結月(プロフ) - 2000hitしてる! (2018年7月17日 20時) (レス) id: 1145810129 (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - 本当?!ありがとう!! (2018年7月7日 12時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
masanyan(プロフ) - すごく面白かった(≧~≦))風花 雅恵 (2018年7月6日 22時) (レス) id: 6b6372143f (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - ありがとー (2018年6月24日 16時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪夢 | 作成日時:2018年4月22日 13時

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