第26話 ページ26
茉林視点
光「＜十戒＞とバッタリ会っちゃったらどうしよう…」
茉「た、確かに…」
2人で大丈夫かな…。
しかも、相手があの巨人だったら本当に勝ち目がない気がする。
まぁでも、本当に危険になったら逃げちゃおう。
逃げ切れるかが問題だけど…。
光「でも、今は見回りだから、しっかり周りも見ないとね」
茉「あ、そっか」
＜十戒＞のことで頭がいっぱいで目的を忘れていた。
光「……あれって竹林?」
茉「?…あぁ、多分そうだね」
迷いそうな竹林。
あまり入りたくない。
けど、見回りなんだからあそこの様子もしっかり見た方がいいよね…。
光「…行く?」
茉「行った方がいいよね」
光「じゃあ、行こうか」
茉「うん」
そして、私達は竹林へ入った。
茉「…結構、歩いたよね…」
光「うん…なのに何もないって…」
さっきからずっと竹林を彷徨っているけど、全然異常がない。
ただただ竹が生えているだけ。
歩いても歩いても竹。
…つまらない。
茉「こんな所抜け出そう?」
光「私もそう思うんだけど…道が分かんないだよね」
茉「……」
確かに、そうだ。
誰かに聞こうと思っても、人がいない。
どうしようもないじゃん…。
…そういえば。
練習でやった、岩の巨像を使えば、抜け出せるんじゃ…?
光「ど…どうしようか…」
茉「ちょっと、やってみよ…」
光「え、何を?」
茉「練習でやったこと」
光「?」
茉「まぁ、見てれば分かると思う」
光「あ、あぁ…」
茉「…“
光「あっ、なるほど!」
茉「光都が操った方が早いかな?」
光「オッケー
神器双弓ハーリット」
光「“
上手くいった。
私達は巨像に乗って、辺りを見回す。
茉「うわ…高い…」
私は少し高所恐怖症だ。
結構辛い…。
光「下見ないほうがいいよ」
茉「うん…」
私はなるべく上の方を向くようにした。
数分して、竹林から抜け出すことができた。
この技意外と使える…。
戦いでは弱いかもしれないけど。
光「ふぅ…とりあえず、何もなかったよね」
茉「そうだね…一旦、神社に帰ろっか」
光「うん」
そして、神社へ向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
雪夢(プロフ) - エリナさん» 全然大丈夫だよー、指摘してくれてありがとう (2018年9月24日 14時) (
レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - あ…確かに見間違いだ…すいませんでしたー！○|￣|＿ (2018年9月24日 12時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - 雪夢さん» え、マジ？ちょっと落ち着いて深呼吸してから見てみる (2018年9月24日 12時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - ごめん多分漢字がめっちゃ似てるから見間違いだと…でも指摘のお陰で誤字った所直せたありがとう (2018年9月23日 19時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - エリナさん» あ、え、マジ?見てこよう (2018年9月23日 19時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：雪夢 | 作成日時：2018年6月24日 20時
