第22話 ページ22
A視点
どんどん迫ってくる人達。
しかも全員凶器を持っている。
包丁やらカッターやらハンマーやら…。
と、油断していると。
今まで相手していた住民の1人に、刃物で斬られた。
それ程痛くは無いからまだ全然耐えられるけど。
あー、朱斗も連れて来るべきだったかな。
武器盗んじゃえば楽勝だった気がする。
まぁでも、光都が来た方が1番楽か。
そんなこと考えていると、未悠が現れた。
「あ、やっと来た」
未「あぁ。だがそんなに待ってないだろう?」
「まぁ…」
光「これ、どういう状況…?」
未「ここにいる住民が何者かに洗脳されている様なのだ…」
光「じゃあ、一旦気絶させた方がいいのかな?」
「うん、何でもいいから動き止めて欲しいんだ」
光「オッケー!」
光都はそう言って、神器を構える。
光「神器 双弓ハーリット」
光「“
光都が放った光が眩しく、目を瞑る。
そして、目を開けると、
住民が全員倒れていた。
光「…上手くいった…」
未「…A、その傷…さっきの奴にやられたのか?」
「そうだけど…」
未「お前が一般人の攻撃を喰らうなんて珍しいな…」
未悠は私をからかう様に言った。
心配してくれてるのかと思ったら全然違うんですね。
むしろその逆なんですね。
「本当、性格悪い奴だなぁ…」
未「何か言ったか?」
「何でも」
光「け、喧嘩…?」
「喧嘩じゃないから大丈夫」
光「あ、そうなんだ…」
光都が苦笑いをすると、
誰かの声が聞こえた。
?「また会ったな…」
光「この声…」
未「…
＜十戒＞「敬神」のゼルドリスだな」
声が聞こえた方を見る。
すると未悠の予想通り、ゼルドリスがいた。
何故未悠がゼルドリスの名前を知っているのかは知らないが。
「また、会った…?」
未「Aが暴走化した時にな」
あ、そうだ…。
私暴走化したんだった。
ゼ「記憶がないのか…?お前が仲間を苦しめたことも、何も知らないということか」
「っ……」
そう考えると……。
未「…お前は何をしにここへ来たんだ」
ゼ「俺は敵に理由を教えるなんて真似はしねぇ。だが、一言言っておく。
…今回はお前達と戦いに来た訳ではない」
光「え…?」
あの＜十戒＞が戦わないなんて。
一体どういうことだ。
そういえば、ゼルドリスしかいないな。
他の奴らはどこに…?
ゼ「…それだけだ」
ゼルドリスはそう言い、消え去った。
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雪夢(プロフ) - エリナさん» 全然大丈夫だよー、指摘してくれてありがとう (2018年9月24日 14時) (
レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - あ…確かに見間違いだ…すいませんでしたー！○|￣|＿ (2018年9月24日 12時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)
エリナ(プロフ) - 雪夢さん» え、マジ？ちょっと落ち着いて深呼吸してから見てみる (2018年9月24日 12時) (レス) id: c6c0156c67 (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - ごめん多分漢字がめっちゃ似てるから見間違いだと…でも指摘のお陰で誤字った所直せたありがとう (2018年9月23日 19時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
雪夢(プロフ) - エリナさん» あ、え、マジ?見てこよう (2018年9月23日 19時) (レス) id: 213107aa8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪夢 | 作成日時：2018年6月24日 20時
